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- 【年頭所感・2023年:学術・研究①】小浦 克之((国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)新エネルギー部長)「NEDO、2023年の抱負 ―再生可能エネルギーの大量導入に向けた更なる前進」
【年頭所感・2023年:学術・研究①】小浦 克之((国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)新エネルギー部長)「NEDO、2023年の抱負 ―再生可能エネルギーの大量導入に向けた更なる前進」
- 2023/2/3
- 特集
- 新エネルギー新聞2023年(令和5年)01月09日付

あけましておめでとうございます。
昨年は2月に発生したロシアによるウクライナへの侵攻、コロナ感染症の周期的な感染拡大、急激に進んだ円安など社会不安につながる出来事が次々と押し寄せた未曾有な一年であったと実感しております。
特にウクライナ問題や急激な円安は、天然ガスなどエネルギー資源を含む輸入財全般の高騰を招き、ひいては国内の電気・ガス価格を押し上げる事態に至ったことはエネルギー政策の重要性を改めて見つめ直す機会となりました。
一昨年の10月に第6次エネルギー基本計画が閣議決定されてから早くも1年以上経過し、上記のような状況下、その目標の意義がますます高まってきていることは言うまでもありません。温暖化対策はもとより安全保障の観点からも、わが国にとり再生可能エネルギーの導入をより一層加速させ、主力電源化を早期に実現させることが喫緊の課題であり、そうした業務に携わる者として、改めて肝に銘じるところでございます。
昨今、経済産業省などの主催による再生可能エネルギー関連の審議会や分科会が頻繁に開催され、学識経験者、有識者、業界関係者などによる活発な議論が展開されており、新たな技術革新や制度設計などの方向性が示されるとともに、それに伴う課題・問題点などもかなり顕在化してきております。
こうした議論からも、再生可能エネルギーの大量導入には依然多くのハードルが待ち構えていることを再認識せざるを得ませんが、NEDOといたしまして、なお一層気を引き締めて、太陽光発電、風力発電、バイオマス発電、地熱発電・熱利用といった分野の個々の事業を着実に推進していくとともに、おのおのの事業において高水準な成果の達成を目指してまいる所存でございます。
本年もよろしくお願いいたします。

