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カテゴリー:バイオマス
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福島県で自動車用バイオ燃料生産設備 着工【日鉄エンジニアリング】CO2燃料技術研究組合より受注
日鉄エンジニアリング(東京都品川区)は6月2日、福島県大熊町の大熊西工業団地で自動車用第2世代バイオエタノール(バイオ燃料)生産設備の安全祈願祭を実施し、建設工事を開始した。次世代グリーンCO2燃料技術研究組合(同町)より受注した案件で、バイオ燃料生産設備は2024年10月から操業を開始する予定。これにより約40人の雇用が見込まれている。 -
家畜糞尿由来・液化バイオメタンの船舶燃料化開発、LNG燃料船での試験利用に成功=エア・ウォーター/商船三井ほか
エア・ウォーター(大阪市)、商船三井(東京都港区)など7社はさきごろ、家畜糞尿由来の液化バイオメタン(LBM)をLNG燃料船の燃料として使用する国内初の実証試験を伊勢湾内で実施し、成功したと発表した。環境省の実証事業に採択され、2021年5月より、北海道十勝地方で家畜糞尿由来バイオガスの捕集・輸送システムの確立や、バイオガスをLBMに加工するセンター工場の建設を推進。2022年10月に純度99%以上のメタンが製造可能となって以降、同工場からLBMを出荷している。 -
新エネルギー財団が「GX」加速に向けた提言を策定②廃棄物発電:「都市型バイオマス」を次世代の「地域脱炭素エネルギーセンター」に
廃棄物を焼却処理する際に排出される排熱などを活用した発電が中心となる、廃棄物発電。街中に賦存する有機系資源を有効活用する「都市型バイオマス」だ。また廃棄物処理は廃棄物処理法により、自治体が責任を負い自治体の裁量権が存在する、自治体の自治事務として規定されている。 -
札幌市の祭り会場でリニューアブル・ディーゼル燃料仕様発電機貸与=アクティオ
建機・重機レンタル会社のアクティオ(東京都中央区)は、6月に北海道札幌市で開催されていた「第32回YOSAKOIソーラン祭り」において、廃食油や動植物油などを原料として再精製されたリニューアブル・ディーゼル燃料(RD)を使用した発電機を貸与した。 -
2026年1月運開予定・岩手県のバイオマス発電事業へ共同出資=中部電力/稲畑産業
中部電力と稲畑産業(大阪市)は6月、木材輸送業・チップ加工業の古里木材物流(岩手県盛岡市)と古里FICエネルギー合同会社への出資とバイオマス発電所の開発に合意した。発電所の出力は1,990kW、想定年間発電電力量は約1,450万kWh。2025年4月の着工、2026年1月の運転開始を予定している。 -
北海道北斗市に林地残材の調達会社設立【京葉ガスエナジーソリューション】北斗バイオマス発電所に燃料を供給
京葉ガスグループ会社で、プラント設計や再エネ事業を展開する京葉ガスエナジーソリューション(千葉県市川市)は6月16日、北海道北斗市に完全子会社の道南木材産業を設立した。新会社は、林地残材の調達や木質バイオマス燃料の製造・販売などを行う。 -
大王製紙向けチップ船にバイオ燃料を供給【日本郵船】愛知からベトナムまでの試験航行に成功
日本郵船はさきごろ、愛知県の衣浦港(半田市・碧南市・東浦町など)で大王製紙向けの木材チップ専用船「DAIO AUSTRAL」(ダイオー・アウストラル)に、バイオディーゼル燃料を供給し、バイオ燃料を使用した試験航行に成功したと発表した。同チップ船は全長210m、全幅36.5m、総トン数4万9,035トン。 -
兵庫県朝来市で新たな木質ガス化発電事業用発電所着工【シン・エナジーほか】出力900kW、地元産木質バイオマス用いて持続可能な林業復活目指す
シン・エナジー(神戸市中央区)は7月、兵庫県朝来市で開発している「生野銀山バイオマス発電所」の建設に先駆けて地鎮祭を挙行した。BEW製の熱電併給機器は単機出力だと150kWだが、本発電所ではこれを6台連結することで合計900kWの出力とする。年間の発電量は約7,000MWhを想定する。 -
「メタン発酵技術の環境学習」中学生対象に実施【NTT東日本/京都大学ほか】超小型バイオガスプラントで液肥・メタンガス製造を体験
NTT東日本・京都大学らが主催する「メタン発酵技術を活用したエネルギー生産型資源循環に関する環境学習」において、NTT e-City Labo(東京都調布市)内の「超小型バイオガスプラント」をドルトン東京学園中等部の生徒たちが見学した。 -
国際規格に準拠する高品位のSAF製造に成功【NEDO】副生品と併せてバイオ燃料商用化目指す
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が展開している持続可能な航空燃料(SAF)の開発事業で、国際規格「ASTM D7566」の「アネックス2」に適合したバイオジェット燃料の製造に成功した。国産SAFがアネックス2に準拠するのは初。 -
《レポート「全国バイオディーゼル燃料利用推進協議会 第18回総会・講演会」》建機・重機のCN化「即戦力」として重要性増すバイオディーゼル燃料の動向
全国バイオディーゼル燃料利用推進協議会の第18回総会・講演会が、6月19日に馬事畜産会館(東京都中央区)並びにオンラインで開催された。同協議会はバイオディーゼル燃料(BDF)に関する事業の普及発展を目的として設立され、安全かつ適正な利用に必要な品質規格の制定およびガイドラインの作成なども行っている。 -
産学連携で中学生に「メタン発酵技術」授業実施【NTT東日本ほか】超小型バイオガスプラントの研究開発で得た知見基に
NTT東日本はこのほど、ドルトン東京学園(東京都調布市)でメタン発酵技術を活用したエネルギー生産型資源循環に関する体系的な環境学習を開始した。京都大学農学研究科農業システム工学分野(京都府京都市)およびビオストック(北海道帯広市)と共同し、9月上旬にかけて実施される予定だ。 -
エネルギーと農業の地域資源循環目指し事業展開へ【宮崎県/双日】早生樹・ソルガムなどを燃料・飼料として活用
宮崎県と双日は、県内の農業資源を活用した資源循環事業に関する官民の連携協定書を締結した。地域循環型モデルを構築し、農業及び農業関連産業の発展を目指す。 -
食品残渣由来バイオガス発電副生品の肥料提供を事業化【Jバイオフードリサイクル】農業従事者含む「農業リサイクルループ」形成へ
食品リサイクル・バイオガス発電事業を展開するJバイオフードリサイクル(横浜市鶴見区)は5月、同社の事業プロセスで副生される発酵液並びに発酵液脱水汚泥を用いた肥料提供を事業化した。 -
花巻市内で保安林240haを取得【TREホールディングス/タケエイ林業】カスケード林業・再造林のサイクル形成で地場産業活性化に貢献
TREホールディングス(東京都千代田区)のグループ会社であるタケエイ林業(東京都港区)は、岩手県花巻市内で新たに山林を取得したことを発表した。