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カテゴリー:エネルギーマネジメント
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地域単位で太陽光・蓄電池を統合制御するEMSサービスを実証試験中【NTT-AE/NTT-SE/NTT-AT】地域新電力向けのパッケージ展開念頭に
NTTアノードエナジー(AE)、NTT-AEグループのNTTスマイルエナジー(SE)、NTTアドバンステノロジ(AT)の3社は、地域で稼働する太陽光や蓄電池などの分散型エネルギーリソース(DER)を効率的に活用し、地域の地産地消率向上と経済性の両立を実現する、地域エネルギーマネジメント(EMS)サービスの実証試験を2月から共同で開始した。 -
省エネなハイブリッド給湯器の上げ下げ両方向DR実証開始【エナリス/リンナイ】効率的な群制御で各種電力市場への調整力供出最大化図る
エナリスとリンナイは、リンナイのハイブリッド給湯・暖房システム「ECO ONE」の「DR Ready」に関する実証実験を2月より開始する。卸電力取引市場や容量市場、需給調整市場の低圧リソース活用に向けたハイブリッド給湯器の可能性を検証。需要側からの調整力供出とその市場での取引実現・需要家の受益拡大を目指す。 -
再エネ自家消費最大化で買電コスト抑制するAI新システムを開発【大崎電気工業】太陽光+蓄電池+EMSを一元的に制御
大崎電気工業は、企業向けの電気料金最適化・自家消費再エネ最大限活用サービス「SmaRe:C」(スマレック)の受注を4月より開始する。入力データから、大崎電気が独自に開発したAI制御端末「Aiel Master(アイルマスター)」を含むAI機能により企業内の需要量や自家消費太陽光の発電量を予測する。 -
シャープ「ソーラー家電」、太陽光とHEMS連携できるエコキュート機種を8社に拡大 家庭のカーボンニュートラル実現に貢献
シャープのHEMSサービス、「COCORO ENERGY」で設定されている、住宅に設置された太陽光発電システムの電気を家電や住設機器の運転に有効活用することで電気代を抑制できる「Life Eeeコネクト」(ソーラー家電連携)サービスで今般、対応エコキュートにパナソニック製が加わった。HEMSの制御対象としての8社の給湯器は現時点で業界最多となる。 -
遠州エリア15企業での自家消費太陽光「電力シェアリング」事業開始【中部電力ミライズ/スズキ/ヤマハ/ヤマハ発動機/ローム浜松ほか】オンサイトPPAで太陽光を各企業に導入、余剰電力をオフサイトPPAで融通
中部電力グループの電気・ガス小売事業者である中部電力ミライズは、遠州地域(浜松市・磐田市・袋井市など静岡県西部地域)に拠点を持つスズキ、ヤマハ、ヤマハ発動機、ローム浜松など15社と共に、地域の脱炭素化への貢献を目的として太陽光発電の導入量最大化と発電電力有効活用に取り組む「遠州脱炭素プロジェクト」に関する協定を締結。プロジェクトを開始した。 -
家庭用蓄電池のDR遠隔制御による調整力創出を検証【東京電力グループ/シャープ】「需要側からの調整力拠出」拡大目指し
東京電力ホールディングス、東京電力エナジーパートナー、エナジーゲートウェイ、シャープエネルギーソリューションの4社は、シャープ製の家庭用蓄電池を遠隔制するデマンドレスポンス(DR)の実証を開始した。本DRは需要側からの調整力供出の実証であり、また法人施設ではなく家庭を舞台に、供給側と需要側が連携して調整力拠出のための制御を行う。 -
未利用熱を有効活用する熱電発電システムを開発【ヤンマーホールディングス】350℃からの高温廃熱に対応・出力9.5kW
ヤンマーホールディングスは、独自の熱交換技術を活用した熱電発電システムを開発した。工場などから排出される廃熱の有効利用などの用途を念頭に置いている。今回、ヤンマーが開発した熱電発電システムは、独自のサーモサイフォン式熱交換器を用いることで、電熱モジュールの均等かつ高密度な加熱を可能にして、AC9.5kWという高出力を実現した。 -
太陽光-EV-V2Xまでを統合するシステム発売へ【オムロン ソーシアルソリューションズ】電力自家消費率向上・系統電力料金削減に貢献
オムロン ソーシアルソリューションズ(東京都港区)は、主に住宅に向け、従来の単機能V2Xシステムに太陽光発電と電気自動車(EV・PHEV)のハイブリッドシステムを統合したマルチV2Xシステム「KPEP-A-2シリーズ」を4月より発売する。 -
燃料電池・太陽電池・蓄電池の3電池で構成される再エネ自家発電・消費システムが英国工場で稼働【パナソニック】工場の使用電力100%再エネ化目指し
パナソニックは、英国における家電の製造販売子会社であるパナソニック マニュファクチャリングイギリス(英国ウェールズ・カーディフ)において、純水素型燃料電池・太陽電池・蓄電池の3種類の電池を組み合わせた連携制御により、電子レンジ組立工場の電力を再エネで賄う実証設備の導入が完了し、試運転を開始したことを発表した。 -
2024年度「コージェネ大賞」12件が受賞【コージェネ財団】木質バイオマスCHPシステム(高砂熱学工業ほか)・大容量貯湯エネファーム(パナソニック/コロナ)など
(一財)コージェネレーション・エネルギー高度利用センター(コージェネ財団)は、2024年度「コージェネ大賞」の受賞者を発表した。新規性・先導性・新規技術および省エネルギー性などを基準に、学識経験者5名で構成する選考会議において応募案件に対し審査を実施した結果、合計12件の受賞が決定した。 -
更にコンパクトになったガス給湯器「エコジョーズ」新モデルを2月から発売へ【リンナイ】排水まわりの新設計により既設集合住宅でも機器切替え容易に
リンナイ(名古屋市中川区)は、高効率ガス給湯器「エコジョーズ」の既築集合住宅用「RUF-TE」シリーズをモデルチェンジ。2月よりラインナップする。排水ユニットの構造を見直しサイズを約20%小型化した。配管の取り回しに合わせて排水ユニットの裏返し設置にも対応しており、狭い浴槽における施工性を向上させている。 -
宇都宮市内の中層オフィスビルで「24/7CEF」実現目指す実証開始【クリーンエナジーコネクト】蓄電池併設型太陽光PPAで再エネ利用率90%目標に
クリーンエナジーコネクトは、清水建設が栃木県宇都宮市で開発し2022年10月に竣工した地上4階建ての中層木造オフィスビルである「TDテラス宇都宮」において、24/7CEFの実現を目指した取り組みを開始した。 -
ICT装置用空調機のラインナップ拡充【NTTファシリティーズ】上吹きタイプを発売、63kW大容量タイプを2026年度に販売開始へ
NTTファシリティーズ(NTT-F)は1月、ICT装置用空調機「FMACS-Ⅵ」について、ラインナップを拡充することを発表した。導入対象を拡大し更なる訴求を図る。フルオロカーボンを使用することで地球温暖化係数(地球の温室効果への影響の指標)が低い冷媒R32を採用。また従来機と比較して年間消費電力量を約20%削減できる。 -
産業排熱や自然エネ未利用熱の有効活用支援事業を開始【ノーリツ】工場・プラントの熱エネCN・利用効率化を実現
ノーリツ(兵庫県神戸市)は、産業排熱や自然エネルギーの未利用熱の有効活用をワンストップで支援する「熱ソリューション事業」を始める。「ろ過技術」や「システム制御」などの関連技術および知見と併せて、多様で複雑な熱利用プロセスに対応した未利用熱活用ソリューションを提案する。 -
HDMI接続テレビ用情報通信端末経由で低圧VPPの制御実証実施【自然電力グループ】制御対象拡大・コスト低減視野に
自然電力のグループ会社であるShizen Connect(シゼンコネクト、SC社)は、家庭用蓄電池や家庭用ヒートポンプ給湯器「エコキュート」などの低圧電気機器類をリソースとしたVPPにおいて、HDMI接続テレビ用情報通信端末経由で統合制御を行う実証を実施した。