「国際連系線構想」が指し示す国内系統の未来図 「アジア国際送電網研究会・第2次報告書」連系線建設費試算公表
- 2018/6/25
- 特集
- 新エネルギー新聞2018年(平成30年)06月25日付
(公財)自然エネルギー財団が事務局を務める「アジア国際送電網研究会」(座長=大山力・横浜国立大学大学院教授)は6月、日本と東アジアおよびロシアを結ぶ国際連系線構想の第2次報告書を公表した。2016年7月に設置された研究会は2017年4月に中間報告を公表している。今回は、連系線の建設コスト、運用コストなど具体的な試算が示された。浮かび上がるのは、「電気の貿易」の持つ大きな可能性と既存系統の問題点だ。…