≪TAOKEの太陽光発電遠隔装置「Smart PV」≫出力制御にパッケージで対応
- 2018/8/20
- 太陽光
- 新エネルギー新聞2018年(平成30年)08月20日付

低コストな遠隔監視の導入・運用を可能に
TAOKE(東京都品川区)の太陽光発電遠隔監視装置「Smart PV」の出力制御パッケージが、好調だ。特に、切替完了届提出期限を9月に控える四国電力管内での案件が、7月以降急増している。期限が完了した九州電力管内からは、新設での引き合いが多いと言う。メーカー純正出力制御装置がセットのパッケージに加え、後付可能タイプも揃える。出力制御対応メーカーも順次拡張し、これから出力制御対応が必要となる他の電力会社管内にも、積極的にアプローチを展開する構えだ。
[画像・上:出力制御パッケージ(オムロン向け)]
同社の出力制御は、太陽光発電遠隔監視装置「Smart PV」とメーカー純正出力制御装置、3Gルーターのパッケージ製品。10年間3G回線、10年間サーバー利用料、防水ボックスがワンパッケージに含まれる。太陽光発電遠隔監視と出力制御対応の導入、運用が低コストで可能になる点が大きな魅力だ。
出力制御装置は、オムロン、デルタ電子、パナソニック、ファーウェイ、Sungrowの各メーカー純正をラインアップ。また出力制御装置を後付できる遠隔監視パッケージも用意する。対応メーカーを順次拡大する予定だ。
運用イメージは、電力会社側サーバーから送られる出力制御スケジュールを3Gルーター経由で出力制御装置が取得し、通信ケーブルを介して発電設備のパワコンが出力を調整するといった流れ(運用イメージ参照)。スケジュールに沿って調整された発電量を、遠隔監視装置「Smart PV」で確認することができる。データーロガー1台で、パワコン最大12台まで監視測定が可能となる。
出力制御装置とロガーは別々の電源、通信回線を使用する設計となっている。一体型のパッケージと比べると、仮にロガーの電源が落ちた時にも、出力制御装置は止まらないので、引き続き発電する。不要の売電ロスを、未然に防ぐ配慮がされている。
メーカーごとの型番は、オムロン向け=TK-S50-12OMR、デルタ電子向け=TK-S50-12-DEL、パナソニック向け=TK-S50-12-PAN、ファーウェイ向け=TK-S50-12-HUA、Sungrow向け=TK-S50-12-SGW。電力会社に提出する「出力制御機能付PCS(仕様確認依頼書・切替完了届)」の出力制御機器の欄に、同社型番とメーカー純正出力制御装置型番を記入すれば申請対応してもらえる。
太陽光発電遠隔監視装置「Smart PV」は、世界18カ国・6,000カ所以上の発電所に導入されている。PCS毎にデータを取得する方式を採用し、高精度で詳細な発電量データ計測が可能。クラウドサービスの「Smart PVサービス」を利用すれば、発電量やPCSの状態、発電所現地の気象状況を、パソコン、スマートフォン、タブレット、サイネージのマルチデバイスで確認できる。国内では、昨年2,500台の販売実績があり、今年は年間3,000台以上の販売が確実視されている。
太陽光発電遠隔監視装置「Smart PV」と出力制御パッケージは、9月28日からインテックス大阪で開催される「関西・太陽電池展」で実際に見ることができる。


