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太陽光+EVを活用した再エネ電力地産地消の実証事業を展開中【ミライト/エネットほか】地域への環境価値提供・災害対策性能向上の貢献視野に
- 2020/4/21
- エネルギーマネジメント
- 新エネルギー新聞2020年(令和2年)04月20日付

通信設備工事大手のミライト(東京都江東区)、新電力のエネット(東京都港区)、携帯電話販売店運営など通信関連サービスを手掛けるシーシーディ(東京都千代田区)はこのほど、共同で太陽光発電とEVを活用した電力融通の実証実験を実施すると発表した。3月31日から開始しており、2021年3月31日までを予定している。
[画像・上:太陽光発電と電気自動車を活用した 地域コミュニティへの電力融通実証概要]
ミライトがプロジェクトを管理し、長野県軽井沢町の一般住宅に、太陽光発電設備およびEV用パワーコンディショナ三菱電機製「SMART V2H」を設置する。太陽光発電の電力は一般住宅で自家消費およびEVに充電され、その余剰電力をエネットがシーシーディ運営のドコモショップ軽井沢店に供給する。シーシーディはエネットを通じ余剰電力を購入することで再エネを活用し、事業活動に伴うCO2排出量を削減する。
今回の実証実験では、発電量が減少する夕方の16時から18時までの2時間に、1時間当たり2.5kWh(2時間で5kWh)の電気を日中充電したEVから放電、余剰電力を発生させる。この電力がエネットを通じドコモショップに給電される。日照状況、EVの残量予測によっては、提供はキャンセルとなる。ミライトはこの指定時間帯における定量提供を評価し、将来的に家庭等で発電、蓄電された電力を集約して、電力供給を安定化するシステムの構築を目指す。
本実証で使用するSMART V2Hは、太陽光発電・EV・系統の電気を同時制御できるパワーコンディショナで、通信機能により取得した住宅内の消費電力、太陽光発電量およびEVの充電量に基づき、EVに充電した電気を遠隔制御で所定時刻に放電できる。EVは本実証では大型蓄電池として活用される。EVの蓄電池容量は30kWh。なお本実証が行われる一般住宅は別荘地エリアにあり、平日など無人となる期間もあることから、設備稼働率の低い公共施設などからの電力融通を想定した実証実験としても位置づけられている。

