ミャンマーの水力発電所改修設備を受注【東芝ES/日立造船】ODAの一部として主契約者・豊田通商から
- 2020/5/7
- 国際
- 新エネルギー新聞2020年(令和2年)04月20日付

ミャンマー電力エネルギー省・電力発電公社が改修を実施するセダウジ水力発電所向けに、東芝エネルギーシステムズ(ES、神奈川県川崎市)と日立造船(大阪市住之江区)が、主契約者である豊田通商(愛知県名古屋市)から同発電所向けの設備を受注したと発表した。国内2社の発電関連設備が、ミャンマーの電力供給力改善に貢献する。
[画像・上:セダウジ水力発電所外観]
セダウジ水力発電所改修プロジェクトは、日本政府が国際協力機構(JICA)を通じて実施する有償資金協力(ODA)の一部であり、改修工事を豊田通商が受注した。
同発電所は、ミャンマー第2の都市であるマンダレーの北東へ約100kmに位置し、同市の電力需要の約10~15%を担っている。1989年に運転を開始してから一度も改修されないまま利用されており、設備の老朽化によって出力低下が発生し、定常的に計画的な発電停止を実施しなくてはならない状況となっている。
東芝エネルギーシステムズは、約14MWの水車2台および制御装置1式を受注。水車は既存機器の一部を流用しながら改修し、制御装置は最新鋭の機種を納入する。同グループは、世界各国に累計2,300台以上、61GWを超える水車納入実績がある。
日立造船は、水門設備関連機器を納入する。水門事業を1924(大正13)年に開始し、海外で合計25プロジェクトに水門関連設備を納めている。約100年におよぶ水門事業の実績・ノウハウを活かし、海外においても社会インフラ整備に積極展開を図る。

