太陽光発電システムのアークフォルト保護装置を開発=戸上電機製作所

九州・佐賀を拠点に、配電制御機器に関する製品・システムを手掛ける戸上電機製作所(佐賀県佐賀市)は、アークフォルト監視装置「Arc CATCHER ARC-A形」を近日発売する。標準価格は税別9万2,000円(MgSwあり、センサ2個付き)。太陽光発電システムでの、アークフォルトによる装置焼損や構造物火災を低減することができる。

[画像・上:アークフォルト監視装置「Arc CATCHER(アークキャッチャー)ARC-A形」外観]

アークフォルトとは、直流電流が流れている回路で起こる放電現象による事故のこと。温度が数千度Cにも達するため、最悪の場合は火災事故に繋がる恐れがある。

パワーコンディショナにセンサをクランプする場合

「Arc CATCHER」は、複数のストリング(回路)を同時監視することができ、独自の検出アルゴリズムにより、アークフォルトが発生した回路を特定する。アークフォルトを検出したセンサに対応するLEDが点灯するため、発生ストリングの特定ができ、アークフォルト発生箇所の調査が容易となる。

技術本部研究開発部R&Dグループ上席研究員 片渕 健 氏

アーク検出用センサはクランプ式で、既存の太陽光発電システムに後付設置が可能。また、2接点出力で遮断保護回路や警報回路など自由に構築することもできる。

火災事故防止対策として、集合住宅、戸建て住宅、屋根貸し施設、ビルなどに設置の太陽光発電システムに対して訴求する。「アークフォルト保護は、太陽光発電システムをさらに普及させていくために必要な技術(同社)」と捉え、同社はこれまで実用化に向けた実証試験に取り組んできた。

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