八代市にバイオマス発電所を新設【日奈久バイオマス】排熱を木質チップの乾燥施設などに利用
- 2020/5/14
- バイオマス
- 新エネルギー新聞2020年(令和2年)04月20日付

電気工事業のイワハラ(宮崎県日向市)の子会社で再エネ事業を展開する日奈久バイオマス(熊本県八代市)と八代市はさきごろ、木質チップを燃料とするバイオマス発電所の新設に伴う立地協定を締結した。
発電所の総出力は1,750kWで、今年11月の稼働を目指す。発電した電力はほぼ全量を九州電力に売電する。イシハラが再エネ事業を手掛けるのは今回が初。
発電方式は、木材などを高温で蒸し焼きした際に発生するガスを燃料にエンジンを回して発電する「ガス化発電方式」を採用。出力70kWの発電機を25基設置する予定。
日奈久バイオマスは原料となる木質チップなどの管理のほか、発電機器の管理と保守点検事業の体制を整備する。また、発電所で発生する排熱を木質チップの乾燥施設で利用するほか、台湾の果物である釈迦頭の栽培や食品加工施設などにも利用する計画だ。
八代市では、日本製紙八代工場でバイオマス発電設備(約5,000kW)が稼働しているほか、豊田通商の子会社エネ・ビジョン(名古屋市)が八代港で出力7万5,000kWのバイオマス発電所を新設する計画を発表している。

