2019年の世界風力導入量は過去最大【GWEC調べ】累積で651GW超える

風力発電関連の国際的業界団体である世界風力会議(GWEC)は今般、15回目となる最新の風力発電の年間報告書を公表した。これによると、2019年の世界全体で導入された風力発電は60.4GWとなり、2018年の50.7GWから19%増、そして1年間の風力導入量としては過去2番目に多い年となった。結果、世界の風力発電の設備容量累積は651GWを超え、2018年比で10%増えた。

2019年の陸上風力市場を牽引したのは近年のトレンドの通り中国と米国で、この両国だけで昨年導入された陸上風力全体の60%を占めているという。また洋上風力でも過去最大の6.1GWが1年間で導入された。

いっぽうで日本国内の2019年の風力新規導入量は、(一社)日本風力発電協会(JWPA)によると約274MW。累積導入量は3,921MWで、これは世界の累積導入量の中で0.6%、国別順位で20位とのこと。

報告書は今後の見通しと提言に関して、これまでのLCOE(近等化発電原価)の発想から、風力と再エネ産業に長期的な持続可能性をもたらすエネルギー市場を構築する発想へのシフトが必要とレポート。またグリーン(再エネ由来)水素を取り入れて風力の業界に新たな機会をあたえるべきと指摘している。

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