≪人事≫東芝ESが社長交代 現常務・小西崇夫氏が6月からトップ就任へ
- 2021/5/14
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東芝グループ内で各種の発電機器や重電設備などを製造・販売する東芝エネルギーシステムズ(ES)は5月14日、社長(代表取締役社長)が交代する新人事を発表した。同社の社長交代は2018年4月以来約3年ぶり。
[画像・上:新社長に就任する小西崇夫・現常務(提供:東芝エネルギーシステムズ)]
現社長である畠澤守氏が退任し、後継となるのは現取締役常務の小西崇夫(こにし・たかお)氏。取締役会の議決を経て、6月1日に就任する予定だ。
小西氏は兵庫県出身で、1961年11月生まれの59歳。1985年の東芝入社以降、一貫してエネルギー畑を歩んできた。
2012年4月に火力・水力事業部火力プロジェクト部長就任、2015年9月に火力・水力事業部長就任、そして東芝ESの分社後は火力・水力事業部長の職務の傍ら、取締役として役員に加わり、2019年4月に取締役兼パワーシステム事業部長就任、そして2020年4月からは現職である常務取締役兼パワーシステム事業部長となった。
なお本体である東芝では、前社長で金融機関出身の車谷暢昭氏辞任を受けて、元社長だった綱川智氏がこの4月からトップ(代表執行役社長CEO)に返り咲いている。