≪特集「スマエネWeek秋2022」ブースピックアップ≫③ニチボウ
- 2022/8/23
- 特集
- 新エネルギー新聞2022年(令和4年)08月22日付

ニチボウ
風力発電展
ブースNo. E12-30
[画像・上:ナセル内の「ファイアイレイス」導入イメージ]
ニチボウの「ファイアイレイス」は電源不要、停電時にも確実に作動する自動消火システムで、その特長から国内外の発電用風車500基以上に搭載実績がある。
防護対象はナセル内制御盤、電力盤、トランス、減速機など。
特長は、①特殊樹脂のセンサーチューブが火災の熱で破裂することで起動するシンプルな構造。これにより風車特有の振動に強い他、半年ごとの外観点検で機能を維持できる。②温度変化が大きいナセル内ではリチウムイオン電池を電源とする消火装置は機能維持に懸念が残るが、ファイアイレイスは電源不要のためその懸念がない。③消火装置起動時には、圧力スイッチがセンサーチューブの減圧を検知し、起動信号の移報や機器の連動停止が可能である。④消火剤は人体に無害なNovec1230を採用。絶縁性能が高く、機器への二次被害もない。現地で消火剤を再充填でき、復旧に時間を要さない。
またニチボウは風力発電設備向けに落雷を抑制する避雷針「PDCE」の提供も開始した。一般的な避雷針は落雷を誘導して範囲内を保護するが、PDCEは雷雲が地表に引き寄せた電荷による上向きの放電が落雷を招く雷の特性を利用する。雷雲の下部に貯まった電荷が負極ならPDCEの上部も負極となり、放電の発生を防いで落雷を回避する。

