【年頭所感・2023年:企業⑦】安田 貴志(シナネン株式会社 代表取締役社長)「2023年 年頭挨拶」
- 2023/1/20
- 特集
- 新エネルギー新聞2023年(令和5年)01月09日付

謹んで新年のお慶びを申し上げます。
昨年は世界的な脱炭素化の潮流によって化石燃料の開発や生産がスローダウンする中、ロシアによるウクライナ侵攻が起きました。ヨーロッパへの天然ガス供給が激減し、LNG価格が高騰。国内では電力市場のスポット価格が大幅に上昇し、その影響で電力価格が上がっただけではなく、高圧・特高では契約が成立せず最終保障供給となるケースが多数見られました。急激な円安や物価高なども進み、輸入に頼る日本は厳しい局面を迎えています。
そのような状況で当社は、総合エネルギー企業として、石油、ガス、電力を必要な方にきちんとお届けすることが使命であると改めて認識し、その使命を今後も全うしていく所存です。まずは石油など足元のエネルギーを供給する体制を充実させます。そして電力では競争力のある電源を確保し、お客様にとって安定して、安心される供給者であることを目指します。そして再生可能エネルギー事業を拡大します。脱炭素社会への移行は日本に必要なことですので、これに資する事業を実行します。
具体的には石油は国内の必要分入手のために、今冬は先んじて動いています。電力は非FIT発電所の確保に努めており、「シナネンでんき」での活用のほか、オフサイトコーポレートPPAでの提供も推進しています。また電力の小売販売では、電力供給継続のために価格を改定したほか、市場連動型など新たなプランでご契約いただくなど、需要家の皆様にご理解いただきながら進めております。
当社は来年度から新しい中期経営計画に入ります。ビジョンを「時代の求めるエネルギーを届け 社会を支える」と定め、計画の策定を進めています。時代の変化と共に、時代を越え、皆様の多種多様なご要望にお応えすることで社会に貢献していければと考えております。
最後となりますが、皆様にとって、本年が実り多き年となるようお祈り申し上げますとともに、引き続きご高配を賜りますようお願い申し上げます。

