【年頭所感・2023年:企業⑯】岸本 照之(NTTアノードエナジー株式会社 代表取締役社長)「2023年 年頭挨拶」
- 2023/1/25
- 特集
- 新エネルギー新聞2023年(令和5年)01月09日付

新年あけましておめでとうございます
昨年は、NTTアノードエナジーグループにとって、NTTファシリティーズ社の電力関連業務の統合という一大転機となる年となりました。昨年2月の発表から同年7月までの間に、円滑な業移移管・統合を実現することが出来ました。
また昨年は、自然災害が猛威を振るい、数多くの通信ビルの停電及び太陽光発電所の停止など広域に渡って被害が発生しました。NTTアノードエナジーグループにおいても、〝通信を絶対に途絶えさせない〟という使命感のもと、復旧活動に取り組んできました。
そして、スマートエネルギー事業の面では、地方自治体の「地域脱炭素ロードマップ」における「環境省の脱炭素先行地域100選」に、NTTアノードエナジーグループが共同提案者等として申請した5つの自治体が、第2回先行地域として選定されました。これから各自治体やNTTグループをはじめパートナー企業の皆様とも連携して取り組みを本格化していきます。
さて、今年もエネルギー業界は厳しい状況が続きますが、日本の情報通信を支え守り抜くため、NTTアノードエナジーグループとNTTファシリティーズが電建融合で連携して取り組んでいきたいと思います。さらに、NTTアノードエナジーグループは、NTTグループ各社及びパートナーの皆さまと連携し、ICT、建物、運用・保守、デジタルデータ等を活用した取り組みを継続して進め、再生可能エネルギーの開発強化・導入拡大、そして徹底したESG経営のもと、「再生可能エネルギー利用拡大」の観点から、NTTグループのカーボンニュートラルの推進や地域社会、お客さまへの脱炭素化に向けたソリューションを積極的に進めていきます。
最後になりますが、本年も皆様にとってより良い、飛躍の年となるようご祈念申し上げます。本年もよろしくお願い致します。