【年頭所感・2023年:企業⑱】増田 信之(東邦ガス株式会社 代表取締役社長)「年頭所感」

謹んで新年のお慶びを申し上げます。
 
昨年は、ロシアのウクライナ侵攻を機に、世界がエネルギー安全保障の重要性を再認識した年でした。欧州でのロシアからのパイプラインによる天然ガス輸入停止などにより、非ロシア産の原油やLNGへの依存が高まり、世界規模での化石燃料の需給逼迫と価格高騰が続いています。我が国においても、サハリン2からのLNG輸入は継続されていますが、主要エネルギーの一つであるLNGの安定確保に向け、引き続き官民連携で取り組むことが必要です。

当社は昨年、創立100周年の節目を迎え、本年は次の100年に向けた新たなスタートの年となります。エネルギー事業者としての責務である「安定供給と安全・安心」を着実にお客さまにお届けするとともに、経営環境の変化に対して迅速かつ柔軟に対応しながら、昨年策定した中期経営計画の実現に向けた取り組みを着実に推進します。

エネルギー事業では、ガス・LPG・電気トータルで、地域でのエネルギーシェアを引き続き高めていきます。これまで培った知見・ノウハウを活用して、LNG関連事業や、太陽光・風力・バイオマスによる再生可能エネルギー事業、地域新電力事業への出資参画など、エネルギー関連ビジネスを国内外で拡大して、エネルギー事業者としてさらなる進化を目指します。また、リフォーム、エンジニアリング、不動産事業といったグループ事業の強化・展開を通じて、くらしやビジネスを支えるパートナーとして、地域の発展に貢献します。
カーボンニュートラル社会の実現に向けては、天然ガスへの燃料転換やカーボンニュートラルLNG活用、業務用向けのコンサルティングサービスなどの活動に加え、中部地域における水素サプライチェーンの構築に向けた知多緑浜工場での水素製造プラント建設、CO2分離回収技術の実証試験、メタネーション導入検討など、将来に向けた取り組みを実施していきます。環境省の「脱炭素先行地域」に選定されたみなとアクルスでは、地方創生に資する地域脱炭素モデルとして、2030年までに民生部門の電力消費に伴うCO2排出実質ゼロを目指していきます。

昨年発表したグループビジョンでは、「未来を、一緒に、ずっと豊かに。」というキャッチコピーを付けました。今後も様々な環境変化がある中で、ステークホルダーの皆さまと一緒に、豊かな未来を創っていきたい、という思いを込めています。当社グループは、エネルギーの枠を超えたくらし・ビジネスを支えるパートナーとして、地域の発展と持続可能な社会の実現への貢献を目指して、本年も邁進してまいります。
ご関係の皆さま方には、本年も変わらぬご理解・ご高配を賜りますようお願い申し上げます。

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