トヨタ自動車でトップ交代へ 車両開発部門出身の佐藤恒治氏が新社長に、現社長の豊田章男氏は会長に

トヨタ自動車は、社長交代を含む4月1日付の新役員人事を発表した。

[画像・上:トヨタの新社長に就任する佐藤恒治氏(提供:トヨタ自動車)]

この中で、新たな社長として執行役員の佐藤恒治(さとう・こうじ)氏が就任することが明かされた。トヨタの社長が変わるのは、現在の社長(代表取締役社長)で、トヨタの創業者一族である豊田章男氏が2009年に就任して以来。佐藤氏は執行役員の役職を継続し、またCEO(最高経営責任者)も兼ねる予定。

豊田章男氏は代表取締役会長に就任する。また、現在の会長(代表取締役会長)である内山田竹志氏は代表取締役に就任する。

佐藤氏は取締役にも就任予定だが、こちらは定時株主総会の決議を経て決定される。内山田氏の取締役退任も同時に決定される見込み。

新社長に就任予定の佐藤氏は1969年生まれの53歳。1992年4月にトヨタ自動車入社後、2017年4月に同社常務理事就任、2020年1月に同社執行役員就任などを経て現職(執行役員/Chief Branding Officer/Lexus International Co.:President/GAZOO Racing Company:President)。この間、レクサスなどトヨタの車両開発に一貫して携わってきた「技術屋」だ。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
Web版ログインページ
有料契約の方はこちらから
Web版ログインページ
機能限定版、試読の方は
こちらから

アーカイブ

カテゴリー

ページ上部へ戻る

プライバシーポリシー