≪特集≫令和5年度「新エネ大賞」25件発表・受賞式挙行【新エネルギー財団】「再エネ・新エネの『地域共生』志向の多さが特色」内山洋司・審査委員会委員長
- 2024/2/5
- 特集
- 新エネルギー新聞2024年(令和6年)02月05日付

内山洋司・審査委員会委員長「海外展開視野に先行事例となること期待」
令和5年度「新エネ大賞」表彰式が1月31日に開催され、主催する(一財)新エネルギー財団から受賞事例が発表された。
[画像・上:各受賞者代表を交えた記念撮影]
新エネ大賞は新エネルギーなどに係る機器の開発、設備等の導入、普及啓発、分散型新エネルギーの活用及び地域に根差した導入の取組みを広く公募し、優れた案件を表彰する制度で、新エネルギーの導入促進を図ることを目的としており、これまでに292件が表彰された。本年度は太陽光発電、バイオマス、エネルギーマネジメント、風力発電、水力発電、水素、EV関連など、幅広い分野から83件の応募があった。
審査の結果「商品・サービス部門」「導入活動部門」「分散型新エネルギー先進モデル部門」「地域共生部門」の4部門から、経済産業大臣賞1件、資源エネルギー庁長官賞1件、新エネルギー財団会長賞20件、審査委員長特別賞3件の合計25件が、新エネ大賞に選出された。なお今回は大学などの成果を活用して起業した「大学発ベンチャー」と、日本企業の海外における導入実績や導入活動など「海外活動」は、奨励のため優先して表彰されている。

表彰氏の開会に当たり新エネルギー財団会長の寺坂信昭氏は「再生可能エネルギーを中心とする新エネルギーは、いまや世界各国が導入を競い合う状況で、COP28では2030年までに再エネの発電量を3倍にすると明記された。日本でも2050年カーボンニュートラルを目指す主力電源として、再エネの導入拡大は加速する。当財団もその一翼を担って参りたい」と挨拶。また経済産業省資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部長・井上博雄氏が「受賞者の皆様の取り組みがわが国、世界が直面している課題であるカーボンニュートラルと、同時に社会の基盤をなすエネルギーの安定供給に、大きな貢献をしていただいていることに改めてお礼を申し上げたい」と祝辞を述べた。
続いて各賞受賞者に賞状・楯授与が行われ、最後に審査委員会委員長の筑波大学名誉教授・内山洋司氏が登壇。内山氏は「今年度は計83件の応募があり、過去最大の応募数だった。応募分野別では太陽光が約45%を占め、次いでバイオマスだった。非FIT・非FIP案件が増加しているのは喜ばしいこと。受賞案件では地域共生で注目すべき事例が多く、今後モデルとしてアジア地域への展開を期待したい」と総評した。
令和5年度「新エネ大賞」受賞者一覧
令和5年度 新エネ大賞〚経済産業大臣賞〛<導入活動部門>
パナソニック ホールディングス/パナソニック エナジー/FD
新たな手法で工事費を大幅に抑制し、特高受電工場へ太陽光を導入
→ポイント紹介 https://www.newenergy-news.com/?p=40869
令和5年度 新エネ大賞〚資源エネルギー庁長官賞〛<地域共生部門>
ビオクラシックス半田/にじまち
地域バイオマス資源を活用した脱炭素型地域内循環の創出
→ポイント紹介 https://www.newenergy-news.com/?p=40867


