≪【特集】SMART ENERGY WEEK【春】出展社ピックアップ≫⑪三菱化工機

三菱化工機
水素燃料電池展
ブースNO.W12-63

[画像・上:小型オンサイト水素製造装置「HyGeia-A」]

三菱化工機は、脱炭素社会に向けて、クリーンエネルギーの水素をつくるだけでなく、水素を貯める・運ぶ技術の提供をしている。

水素製造装置「HuGeia(ハイジェイア)」は、下水バイオガスを原料に水蒸気改質法で高純度(99.999vol%以上)の水素ガスを製造する装置。小型オンサイト向け「HyGeia-A」と中型オンサイト向け「M-HyGeia」がある。昨年、タイに初めて導入され、現地の鶏糞や廃棄食料由来のバイオガスから水素を製造している。現地で開催された自動車の10時間耐久レースでは、トヨタ自動車がこの水素を使用した水素エンジンカローラで参戦した。現在は、トヨタ自動車・豊田通商と協力し、タイでの水素サプライチェーン構築に取り組んでいる。加えて、CO2を排出しない水電解水素製造装置の開発にも注力中だ。

「水素を貯める・運ぶ」では、水素を取り込む性質の合金を用いて、流通する圧力域へ昇圧が可能な吸蔵合金水素圧縮機の開発や、大量に輸送する手段として注目される「SPERA水素」から水素を生成する脱水素パッケージを、千代田化工建設に提供した。

グリーンエネルギーである水素は、燃料電池、水素ステーション、半導体製造、光ファイバー製造など、様々なところで使用されている。同社は、豊富なステーション建設の実績を有しており、オンサイト型・オフサイト型のいずれにも対応可能だ。

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