[「JECA FAIR 2024製品コンクール」受賞アイテムピックアップ]共立電気計器の三相コンセントテスタ:配線ミスチェック・検相+電圧測定を1台で実施可能

JECA FAIR 2024製品コンクール
(地独)東京都立産業技術研究センター理事長賞

共立電気計器
三相コンセントテスタ「KEW4555BT/8345」

[画像・上:三相コンセントテスタ「KEW4555BT(左)/8345(右)」]

共立電気計器は、三相コンセントテスタ「KEW4555BT/8345」が、「(地独)東京都立産業技術研究センター理事長賞」を受賞した。大きな電力を必要とする工作機械や業務用冷蔵庫などで使用される三相コンセントの配線チェックをワンタッチで実施できる。

表彰状を授与される共立電気計器 マーケティング部 部長の赤谷慎司氏(左)

三相コンセントの検査項目は、電圧、検相、配線チェックがある。確認には、デジタルマルチメータや検相器、ELBチェッカー、簡易接地抵抗計といった複数の測定器が必要。同製品を使用すれば、配線ミスのチェックと同時に、検相、電圧測定を1台で実施でき、結果を画面で確認できる。

配線確認で特に難しいのが、S相の配線とE線の逆接続による誤配線で、漏電遮断器を動作させずに、これを簡単に判別できるのが大きな特長。一般的な接地方式(TT接地)であれば、「KEW4555BT」だけで、オプションの専用注入器「KEW8345」を使用することでTN接地(構造体接地)にも対応できる新技術(特許出願済)を開発した。

トロフィーを授与される共立電気計器 研究開発部 主席の弓山直樹氏(左)

測定方法は、判定ボタンを押すだけだ。全ての測定を数秒で実施し、正常/異常をLEDで表示、項目ごとの判定結果をディスプレイに表示する。さらに、判定結果はタブレットやスマートフォンに自動転送される。

KEW4555BTを使用すれば、これまで確認作業に苦慮していた三相コンセントの配線確認を、一台でワンタッチで実施でき、作業効率を大幅にアップできる。発売は、2025年春を予定している。

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