【《特集》下水道展’24東京】脱炭素・DXなど下水道事業が抱える課題に応える展示会開催へ

下水道展’24東京
◇2024年7月30日(火)~8月2日(金)
◇東京ビッグサイト(東京都江東区)

「官民共創」下水道事業を新たなステージに導く351社・団体が出展

[画像・上:昨年開催された「下水道展‘23札幌」展示会場]

公益社団法人日本下水道協会(JSWA)が主催する「下水道展‘24東京」が、7月30日(火)から8月2日(金)まで、東京ビッグサイトで開催される。

同展示会は、今年で36回目を迎える国内最大の下水道分野の展示会。下水道事業の管理者である全国の地方公共団体などを対象に、全国の下水道関連企業・団体の日頃の技術開発の成果などに基づき、下水道に関する幅広い分野の最新技術・機器、サービスなどを展示・紹介する。今年は351社・団体の参加を予定しており、「設計・測量ゾーン」、「管路資器材ゾーン」、「建設(土木・建築)ゾーン」、「下水処理(機械・電気)ゾーン」、「維持管理ゾーン」などの幅広い分野を対象としている。

セミナー会場の様子

施設の老朽化に伴う改築への対応、頻発する豪雨に備えるための浸水対策、人口減少に伴う下水道使用料収入の減少、人員の不足による管理体制の脆弱化など、下水道事業は多くの課題を抱えている。これらの課題に対処していくためには、行政自身の取組みに加え、民間企業と連携し、そのノウハウや創意工夫を積極的に取り入れ戦略的に事業を推進する必要がある。展示会場では、これらの課題を解決する最新技術や取り組みが幅広く紹介される。

さらに、下水道の機能・サービスの水準確保の課題に対する官民連携方式として推進されている特別企画「ウォーターPPPの導入と展望」(31日、TFTビル)や、課題解決に繋がる情報をより効率的に収集できる「下水道技術情報研修会(ブースツアー)」など、官民交流・意見交換の場、あわせて相互交流の促進を図るイベントも見どころだ。

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