《【特集】REIFふくしま2024》出展ブースピックアップ:⑥エノア
- 2024/10/16
- 特集
- 新エネルギー新聞2024年(令和6年)10月14日付
エノア
ブースNo.F-13
[画像・上:再エネ水素蓄電システム「Hydro-Power Hub」]
「Hydro-Power Hub」は、余剰電力から変換した水素を専用タンクに貯めて、燃料電池で発電できる再エネ水素蓄電システムだ。水電解装置、水素貯蔵装置、燃料電池、コントロールシステムなどで構成される。
再エネ貯蔵用として二次電池は自然放電してしまうため、長期保存には向かない。水素貯蔵はメンテナンスさえ行えば長期保存が可能なので、夏に貯めた水素を冬に使用することもできる。再エネの余剰電力を捨てないシステムを構築できる。さらに、災害時には独立電源として電力を使用できる。
当社は、太陽光発電設備と同システムをコントロールするAIシステムも開発。日射量など気象データから太陽光発電量を予想し、水電解装置を運転する。また水素貯蔵量を常時モニターし、燃料電池発電量を適切に自動運転する。