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タグ:新エネルギー新聞2021年(令和3年)01月25日付
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赤穂市の工場内で木質バイオマス発電所運開【エア・ウォーター関連会社】グループのバイオマス発電所は3カ所15.85万kWに
エア・ウォーターのグループ会社で製塩事業などを行う日本海水(東京都千代田区)は1月、同社・赤穂工場(兵庫県赤穂市)で新たなバイオマス発電所の運用を開始した。今般運開したのは「赤穂第2バイオマス発電所」。第1発電所と同じく木質バイオマス発電を行う。設備容量は3万kWで、発電した電気はFIT制度を活用して売電する。 -
再エネ由来の液化水素を製造・輸入 豪州企業とサプライチェーンの事業化を検討=川崎重工/岩谷産業
川崎重工と岩谷産業は12月14日、オーストラリアの鉄鋼業会社フォーテスキュー・メタルズ(FMG)と再エネ由来の液化水素サプライチェーンの事業化に向けた検討を開始すると発表した。 -
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フィリピンの地熱発電所設備改修工事を受注【三菱重工グループ】機器納入から裾付工事まで請負
三菱重工業のグループ会社である三菱パワーは、フィリピンの北部で首都マニラの南部に位置するラグナ州のマクバン地熱発電所1号機の設備改修工事を受注した。発電に伴う地熱蒸気の条件変化に対応するための工事で、蒸気タービンの主要部品を最適な仕様に転換することで、蒸気消費の効率向上を図る。ターンキー方式で請け負っており、三菱パワーはプラント改修に伴う設計、機器・資材・役務の調達、建設などを一式で担当する。工事完了予定は2021年。 -
豪州の再エネ由来水素・アンモニア事業に出資参画【三菱重工】日本への輸出への布石
三菱重工業はこのほど、オーストラリアで再エネ由来電力による水素・アンモニア事業開発を行う事業会社ハイドロゲンユーティリティ(H2U)の持ち株会社であるH2Uインベンストメンツへ出資し、同社の事業検討に参画することが決まった。 -
デマンドレスポンスサービス実施、顧客の節電促す【エネット】約450トンのCO2排出量を削減
新電力のエネットは、デマンドレスポンスサービスEnneSmart(エネスマート)により、2020年夏季(8月7日~9月18日)に1,506施設の協力により、約112万kWhを節電したと発表した。 -
中学校跡地にコンテナ型データセンター設置【ユーラスエナジー】各種クラウドサービス実証事業を開始
再エネ発電事業を手掛けるユーラスエナジーホールディングスと、クラウドベースの各種分散型ソリューションを提供するモルゲンロット(東京都千代田区)は、鹿児島県垂水市の中学校跡地にコンテナ型データセンターを設置し、CGレンダリングサービスを含む各種クラウドサービスの実証事業を今春より開始する。 -
欧州市場向けビル用1ファンマルチ室外機を発売【三菱重工サーマルシステムズ】環境負荷の少ないR32冷媒を使用
三菱重工サーマルシステムズは、R32冷媒を用いたビル用1ファンマルチ室外機6機種を昨年12月から欧州現地法人を通じて欧州市場向けに順次販売している。欧州ではこれまで主流であったR410A冷媒が使用量削減の流れにあることを受け、同社はR32冷媒を用いたビル用1ファンマルチ室外機新たに開発した。 -
下水処理施設で消化ガス発電事業開始【京都府亀岡市/月島機械】民設民営、市は敷地使用料とガス使用料で収益
亀岡市年谷浄化センターにおいて、下水処理の際に発生する消化ガスを活用した発電事業がスタートした。選定した月島機械との間で事業に係る基本協定を締結していた。消化ガス発電設備は、設備容量が175kW(ガスエンジン25kW×7台)。年間の発電量は一般家庭約360世帯の消費量に相当する約132万kWhを想定している。 -
フランスの廃棄物発電プラントを受注【JFEエンジニアリング海外子会社】天然ガスボイラからの転換工事
JFEエンジニアリングのドイツ子会社であるスタンダードケッセル・バウムガルデ社(SBG社)は1月14日、ドイツの廃棄物処理事業者B+T社のフランスにおけるグループ会社であるB+T Energie France社より、フランス・シャランペ市で廃棄物発電プラントを受注したことを発表した。 -
英国で廃棄物発電プラントを受注【JFEエンジニアリング海外子会社】発電容量は4万9,000kW
JFEエンジニアリングのドイツ子会社であるスタンダードケッセル・バウムガルデ社(SBG社)は、イギリスに建設予定の廃棄物発電プラントを受注した。1日に610トンの廃棄物を処理できる炉を2基持ち、年間の処理能力は40万トンになる。焼却の際に発生する熱を利用した蒸気タービン発電の容量は4万9,000kWとなっている。 -
集合住宅メーターボックス内に設置可能なヒートポンプ給湯・暖房システムを今秋発売へ=ノーリツ
ノーリツはこのほど、省エネ・環境性に優れた「ハイブリッド給湯・暖房システム」のラインアップを拡充すると発表した。同社としては初となるマンションのメーターボックス内に設置可能な新製品を、今秋の発売に向けて開発する。同社は環境大臣認定の「エコ・ファースト」企業であり、製品化に当たっては同じくエコ・ファースト企業である熊谷組の技術協力を得る。 -
今年度のバイオマス産業都市選定【農水省ほか】家畜糞尿由来バイオガス発電事業を行う北海道湧別町など4町村
「バイオマス産業都市」の2020年度選定地域が発表された。今年度選定されたのは、北海道湧別町、秋田県大潟村、三重県多気町、三重県南伊勢町の4町村。この中において湧別町の事例は、バイオガスプラントを用いていることが注目される。 -
水道・都市ガス自動検針の実証試験を開始【静岡ガス/中部電力ほか】電力スマートメーターの通信網を活用
静岡市上下水道局、静岡ガス、中部電力は12月14日、中部電力が提供する電力スマートメーターの通信網を活用した水道・都市ガスの自動検針に関する実証試験を開始した。 -
バルブ解析診断サービスを開始【アズビル】バルブの健全性の診断結果を可視化
アズビルは、工場などで稼働するバルブの解析診断サービスをクラウド上のウェブコンテンツで提供する「Dx Valve Cloud Service」の販売を開始した。これを活用することで利用者は、バルブが原因となるトラブルが未然に防止でき、生産設備が安定化する。