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タグ:新エネルギー新聞2024年(令和6年)12月23日付
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瀬戸内エリアのスーパーマーケットチェーンにPPAで再エネ電力供給開始【エナリスほか】24時間営業店舗で発電再エネ全量消費
スーパーマーケットチェーンを展開するハローズ(広島県福山市)と、太陽光発電事業や不動産事業などを展開する秋山興産(香川県丸亀市)、新電力のエナリス(東京都千代田区)は、オフサイトPPA(Power Purchase Agreement)に関する契約を締結した。 -
ペロブスカイト太陽電池付き防音壁を共同開発【JR東海/積水化学工業】路線脇設置想定し検証実施へ
東海旅客鉄道(JR東海)と積水化学工業は、ペロブスカイト太陽電池を搭載した防音壁を開発する共同開発契約を締結。今般、その試作品を公開した。防音壁に設置する場合は荷重を受け止めている基礎部などが大きな体積とならないよう、モジュールは軽量であることが求められ、また列車の通過による振動や風圧を受ける条件下で使用できる必要があるが、薄く軽量で柔軟なフィルム型ペロブスカイト太陽電池はこれらの条件をクリアしている。 -
新たな蓄電所が福岡県飯塚市で運開【西鉄グループ/自然電力グループ】独自エネ管理システムで蓄電池遠隔制御・各市場での売電など実施
福岡県飯塚市内で新たな系統用蓄電池「西鉄自然電力バッテリーハブ飯塚」が12月に運開した。蓄電所敷地は、西鉄グループの西鉄運輸・筑豊支店内に立地する。出力は1.92MW、蓄電容量は4.659MWh。蓄電システム本体はIBeeT(アイビート、伊藤忠商事と東京センチュリーの合弁会社)からリースされている。 -
使用済みEV車載LIB用リパーパスPFの運用開始【MIRAI-LABO】バッテリーの売り手と買い手をマッチング
MIRAI-LABO(東京都八王子市)は、EVに車載されていたリチウムイオン二次電池(LIB)を、車載用としてリユースする、もしくは定置式など他の用途にリパーパス利用するための流通プラットフォーム(PF)である「Energy Loop Terminal(エナジー・ループ・ターミナル)」の受注を開始した。 -
ハンガリーで太陽光併設型NAS電池を受注【日本ガイシ】2,900kWh放電・蓄電で出力変動を平準化
日本ガイシは、ハンガリーのエンジニアリング企業を通じて、同国の再エネ事業者であるグリーナリー・ホールディング向けに電力貯蔵用NAS電池を受注した。太陽光発電所内に設置される。出力変動を低減し、事業者の収益最大化に寄与する。出力・直流500kW(最大出力)、容量は直流2,900kWh(納入時)。 -
燃料電池・太陽電池・蓄電池の3電池で構成される再エネ自家発電・消費システムが英国工場で稼働【パナソニック】工場の使用電力100%再エネ化目指し
パナソニックは、英国における家電の製造販売子会社であるパナソニック マニュファクチャリングイギリス(英国ウェールズ・カーディフ)において、純水素型燃料電池・太陽電池・蓄電池の3種類の電池を組み合わせた連携制御により、電子レンジ組立工場の電力を再エネで賄う実証設備の導入が完了し、試運転を開始したことを発表した。 -
2024年度「コージェネ大賞」12件が受賞【コージェネ財団】木質バイオマスCHPシステム(高砂熱学工業ほか)・大容量貯湯エネファーム(パナソニック/コロナ)など
(一財)コージェネレーション・エネルギー高度利用センター(コージェネ財団)は、2024年度「コージェネ大賞」の受賞者を発表した。新規性・先導性・新規技術および省エネルギー性などを基準に、学識経験者5名で構成する選考会議において応募案件に対し審査を実施した結果、合計12件の受賞が決定した。 -
≪欧州レポート≫太陽光発電の可能性と課題:ドイツの太陽光最新報告から
今年最後のコラムは12月7日にフラウンホーファー研究所が発表した、ドイツ国内の太陽光発電に関する最新の調査から、興味深かった点を中心に紹介する。 -
90MPa級水素昇圧ポンプの1,200時間運転試験実施【三菱重工業】実際の水素ST環境で問題なくのべ140トンの水素を充填
三菱重工業は、水素ステーション(ST)向けの90MPa級超高圧液体水素昇圧ポンプに対する長期耐久性試験において、累計1,200時間の運転を達成した。 -
HDMI接続テレビ用情報通信端末経由で低圧VPPの制御実証実施【自然電力グループ】制御対象拡大・コスト低減視野に
自然電力のグループ会社であるShizen Connect(シゼンコネクト、SC社)は、家庭用蓄電池や家庭用ヒートポンプ給湯器「エコキュート」などの低圧電気機器類をリソースとしたVPPにおいて、HDMI接続テレビ用情報通信端末経由で統合制御を行う実証を実施した。 -
デジタルグリッドがムダレス(目黒区)に出資決定、国内製造業の脱炭素ソリューション事業強化へ
デジタル技術・IT技術を用いた再エネ供給・電力取引システム・プラットフォーム事業などを展開するデジタルグリッド(東京都港区)は、法人の省エネに関する各種事業を展開するムダレス(東京都目黒区)への出資を決定した。 -
NEBsを定量評価する指標全12項目を策定=NTTファシリティーズ/デロイト トーマツ
NTTファシリティーズ(NTT-F)と、デロイト トーマツ グループのデロイト トーマツ コンサルティング合同会社は、共同開発していた省エネ建築物の新築・改修による効果を総合的に定量評価する新指標に関して、全項目の策定を完了したことを発表した。建物のNEBs定量評価の知見を蓄積し、省エネ建築物におけるエネルギー・光熱費削減効果と環境負荷低減以外の価値であるNEBs評価を更に精緻化していく方針。 -
多拠点・複数台のEVを統合制御する充電ソリューションの提供開始【ヒラソル・エナジー/ジゴワッツ】太陽光・蓄電池の活用最大化し買電削減・ピークカット実現
ヒラソル・エナジー(東京都文京区)とジゴワッツ(東京都中央区)は12月、新たな法人向けEV充電ソリューションの提供を開始した。多拠点・複数台の太陽光発電設備・蓄電池・EV充電器の統合制御によりピークカットを行い買電削減・電気料金増加抑制や、太陽光発電電力活用最大化、電気容量の増設工事費用抑制を実現する。 -
ヒートポンプ世界市場、エネ高騰背景に足下で弱含みも、中長期的に大幅伸長か=ヒートポンプ・蓄熱センター調べ
(一財)ヒートポンプ・蓄熱センターは、「海外のヒートポンプ普及状況に関する調査」の2024年度更新版を公表した。 -
HEMS機器がバージョンアップ、自家消費太陽光・再エネを更に有効活用可能に【パナソニック】エコキュート昼間沸き上げにも対応
パナソニック エレクトリックワークス社は、HEMSの最新バージョンである「AiSEG3」を、2025年3月に発売することを発表した。再エネ出力制御に対する需要家側の対応として注目される、ヒートポンプ式給湯器「エコキュート」の昼間沸き上げを効率化するなど、電力に関するトレンドを踏まえたアップデートを施している。