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アーカイブ:2024年 3月
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JAXAの月面着陸実証機に電源用の太陽電池提供【シャープ】軽量・柔軟性・高変換効率で探査機搭載を可能に
(国研)宇宙航空研究開発機構(JAXA)が展開する高精度月面着陸実証事業において小型月面着陸実証機(SLIM)が月面に成功裏に着陸したと1月に発表した。実証機の電源として搭載されているのが、シャープ製の太陽電池だ。 -
郡山市内の工場で太陽光+NAS電池の再エネ電力自家消費開始【アンリツ/オムロン フィールドエンジニアリング/日本ガイシ】太陽光1,100kW+蓄電池2,400kWh、約40%の自家消費率も達成
アンリツ(神奈川県厚木市)は、製造子会社である東北アンリツ(福島県郡山市)の第二工場において自家消費用のMWクラス太陽光発電設備を設置した。導入された太陽光の容量は1,100kWで、日本ガイシ製のNAS電池(出力400kW・容量2,400kWh)も同時に導入した。 -
「廃棄物ケミカルリサイクルでエタノール製造」技術開発へ【JFEエンジニアリングほか】ガス改質+微生物反応応用し
JFEエンジニアリングは、積水化学工業と共にNEDOが公募した「グリーンイノベーション基金事業/廃棄物・資源循環分野におけるカーボンニュートラル実現」に対し、「ガス化改質と微生物を用いたエタノール製造による廃棄物ケミカルリサイクル技術の開発」を提案し、このたび、実施予定先として採択された。 -
欧州の再エネ開発会社に1000億円超で出資参加、現地での脱炭素関連ビジネス深耕へ=三菱HCキャピタル
三菱HCキャピタルは、P2X(Power to X)による再エネ由来のグリーン水素関連事業の開発を行うデンマークのヨーロピアン・エナジー社(European Energy A/S社)に出資参画を決めた。全株式のうち20%に該当する約7,500万株を取得する。出資額は約7億ユーロで、日本円にすると約1,100億円という大型投資だ。 -
オフサイトPPA活用事業第一弾の3MW太陽光発電所、4月に運開へ【東急/三菱HCキャピタル】東急グループ内の再エネ「自産自消」推進、25年度までに20MW新規開発へ
東急(東京都渋谷区)、電気・ガス小売事業者の東急パワーサプライ(東京都世田谷区)、総合リース業の三菱HCキャピタル(東京都千代田区)、三菱HCキャピタルエナジー(東京都千代田区)の4社は2月、共同で開発を進めていたPPA事業での太陽光発電所が4月に運開することを発表した。合計の発電容量は約3MW。 -
新型500W太陽電池モジュールの量産開始【トリナ・ソーラー】全世界へ出荷へ
トリナ・ソーラーは1月、江蘇省常州の同社工場で同社の新型500W太陽電池「Vertex S+ 505W(NEG18R.28)」の量産を開始した。順次、欧州・豪州・アジア太平洋エリアなどへ出荷される。 -
工場に自家消費用太陽光発電設備を新設・増設【大塚製薬】CO2排出量削減を推進
大塚製薬は1月31日、徳島県の徳島工場(徳島市)と徳島美馬工場(美馬市)で自家消費用太陽光発電設備が新たに運転を開始し、高崎工場(群馬県高崎市)で太陽光パネルの増設分が稼働したと発表した。これらの太陽光発電設備の新設・増設により、CO2排出量は国内4工場(徳島板野、高崎、徳島、徳島美馬)合計で年間約970トン削減される見込み。 -
地元・長野県内食品加工会社とPPA締結【八十二Link Nagano】オンサイトで太陽光から140万kWh再エネ電力供給へ
八十二Link Nagano(八十二リンク・ナガノ、長野県長野市)はこのほど、地元食品製造会社のみすずコーポレーション(長野市)の北アルプス大町工場(長野県大町市)向けに、オンサイトPPAによる太陽光発電システムでの再生可能エネルギー電力の供給を開始した。年間発電量は約139万kWh、施設全体の約3割の電力を賄うことができ、CO2排出量の削減効果は、年間約550トン(20年間で約1万トン)を見込んでいる。 -
桐生市のミツバ赤城工場へ再エネ電力供給【かんとうYAWARAGIエネルギー】オンサイトPPAを活用
栃木県・群馬県などに本拠を置く企業群に設立されたかんとうYAWARAGIエネルギー(栃木県足利市)は1月、自動車部品メーカーのミツバ(群馬県桐生市)の赤城工場(同みどり市)屋上に設置した太陽光発電設備が稼働したと発表した。パネル容量は263.34kW、想定年間発電量は2万6,515kWh。 -
種子島宇宙センターに太陽光発電設備を建設【九電工】JAXAとオンサイトPPA契約
九電工(福岡市)は1月31日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と種子島宇宙センター(鹿児島県南種子町)でのオンサイトPPA(電力購入契約)を締結し、同センター敷地内に太陽光発電施設を建設すると発表した。同センター敷地内用地に出力600kWの太陽光発電設備を建設する。 -
道内最大、合計2,200kWのソーラーカーポート運開【ソーラーフロンティア】ダイナックス2工場に導入
ソーラーフロンティアは1月29日、北海道を拠点とする自動車部品メーカーであるダイナックス(北海道千歳市)の千歳工場(同)と苫小牧工場(苫小牧市)に、自家消費用カーポート型太陽光発電設備を設置したと発表した。千歳工場は356台分の駐車場に太陽光パネルを2,484枚設置し、12月29日に稼働。発電容量は約1,006kW、想定年間発電量は約102万8,231kWh。苫小牧工場は428台分の駐車場に太陽光パネルを2,982枚設置し、1月22日に稼働。発電容量は約1,207kW、想定年間発電量は約111万3,228kWh。 -
火力発電向け液体アンモニア用ポンプを開発【日機装】CO2排出削減と電力の安定供給を両立
産業用特殊ポンプメーカーの日機装(東京都渋谷区)はこのほど、液体アンモニア用ポンプを開発したと発表した。2026年にも市場投入する予定。アンモニアは、燃焼時にCO2を排出しないため脱炭素燃料として注目されている。 -
従来比マイナス26%軽量な太陽光新モジュール発売【エクソル】設置屋根の荷重軽減、雨水で汚れ排出しやすくなる水切り加工も
エクソル(京都市中京区)はこのほど、従来製品より約26%軽い太陽光パネルの販売を開始した。カバーガラスの厚みを減らすことで軽量化を実現。質量は17.8kgとなっており、同型サイズ太陽光パネルと比較して屋根に掛かる1平方m当たりの荷重を、約11.2kgから約8.2kgに軽減した。 -
太陽光遠隔監視サービス「エコめがね」累積3GW突破【NTTスマイルエナジー】ビッグデータ活用・アグリゲーションなど新たな太陽光派生ビジネスの可能性も模索へ
NTTスマイルエナジー(SE)は2月、展開している太陽光発電設備遠隔監視モニタリングサービス「エコめがね」の全国での累積導入容量が3GWを突破したことを発表した。今後、これら10万件の太陽光発電設備のデータを活用したビジネスやアグリゲーション制御など、再エネ電力活用の新たな効率的利活用の方法を開拓する方針だ。 -
EV用コンバータ発売へ【シャープ】太陽光発電・蓄電池・EVのV2Hシステム構築可能に
シャープはEVを充放電制御するEV用コンバータを、3月26日に発売する。同社の蓄電池連携型PCSに接続することで、太陽光発電・蓄電池・EVの3連携でのV2Hシステムを構築できる。