≪「2019防災産業展」開催特別インタビュー≫日本能率協会コンサルティング・江原央樹氏「『再エネによる地域課題解決』提案」

[画像・上:ラーニングコンサルティング事業本部 事業開発室 シニア・コンサルティングプランナー 江原央樹(えはら・ひろき)氏]

日本能率協会コンサルティングがエネルギー産業支援チームを立ち上げたのは、東日本大震災から1年後の2012年。震災を受け、改めて新規成長分野の支援に取り組むためだ。

同社のコンサルタントは機能別の専門性で企業を担当するが、電力・エネルギー系の顧客が多かったことから「エネルギー産業担当」として白羽の矢が立った。従来型の個別企業支援ではなく産業全体を支援するため、「エネルギー産業のサプライチェーンを整理し、再生可能エネルギーの利用やエネルギー利用の最適化などを行う『スマートコミュニティ』を取材することから始めました」と江原氏。新技術として地域への導入、またモデル化した海外展開などが注目されていたからだ。

レポートを発表しながら地域の課題と、自社から提供できるものを探った。そこには「自治体側はそもそもエネルギーの担当や部署がないため手探りの状況があり、地域が再エネをどう使いたいのかを明らかにしないと、企業側は何を提案していいか想像もつかない。結果として企業は開発した設備やシステムを地域課題解決に活用する方法も含めた一体的な提案ができていない」というジレンマがあった。

そこで「地域課題を明らかにし、また課題解決のための提案を支援することが我々にはできる」と考え、意欲のある自治体・企業のマッチング事業に着手。活動が評判を呼び、農林水産省の地域資源活用展開支援事業に参画し「再生可能エネルギーの導入を通じた農山漁村の活性化推進事業」を開始した。

ユーザーとなる自治体や農林漁業者と各地で勉強会を開催。企業と展示会・イベントを通じたマッチングを続けている。2019防災産業展in東京でも、エネルギー産業支援の取組を紹介する。

「2019防災産業展in東京」
■出展者セミナー「新エネルギー産業推進セミナー~持続可能な社会実現に向けて~」(6月5日(水)13時30分~14時10分)
■出展小間番号:B-10

株式会社日本能率協会コンサルティング▽所在地=東京都港区芝公園3-1-22、03-4531-4300▽従業員=240人▽設立=1980(昭和55)年4月▽資本金=2億5,000万円▽売上高=非公表▽URL=https://www.jmac.co.jp/

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