≪特集「廃棄パネルへの対応」≫③エコネコル:物質特性の違いを利用して選別 回収したパネルはほぼ再資源化

リサイクル事業、リサイクル原料の加工・販売をグローバルに展開するエコネコル(静岡県富士宮市)は、自動車・小型家電・OA事務機器などの複合体処理に20年以上の実績があり、高いリサイクル率を誇る。同社は物質特性の違いを利用して選別する技術を高度に発達させており、太陽光パネルのリサイクルにも活用している。太陽光パネルはシュレッダーで破砕され、選別工程に送られる。磁力選別や風力選別、湿式比重選別など様々な選別技術を組み合わせ、ガラス、プラスチック、アルミなどに選別・濃縮される。その後、ガラスはセメント原料、プラスチックはRPFとして加工。アルミなどは電炉や精錬の前処理加工が行われ、回収した太陽光パネルは、ほぼ再資源化される。

[画像・上:定置式スクラップローダーで、母材をシュレッダーに投入する]

またエコネコルには、例えば小口なら家庭用の1枚から、大口ならメガソーラーの数千枚まで回収・再資源化ができる対応力がある。多数の運搬車両や、ユニック車などを常備しており、実際に昨秋の台風により被災した静岡県内のメガソーラーから、1,500枚ほどの太陽光パネルを回収している。山中の発電所から8台の車両で運搬。その際に廃棄された架台も小量だが同時に回収し、再資源化した。エコネコルに依頼すれば、太陽光パネルのみではなく、架台やコード類、PCSも引き受けが可能だ。ワンストップで再資源化できるのも、同社の大きな特長だ。

取締役営業部部長・鈴木秀一氏(中央)、営業1課課長・秋山了飛氏(左)、営業1課主任・佐々木孝浩氏
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