④デルタ電子:脱FIT時代見据えた高効率・高過積載率な新PCS発売【特集「卒FIT時代の自家消費ソリューション」】
- 2019/8/20
- 特集
- 新エネルギー新聞2019年(平成31年)08月19日付

デルタ電子(東京都港区)はこのほど、三相高圧産業用パワーコンディショナ「M70A-260」と単相低圧産業用パワーコンディショナ「H5-5J-223」の発売を開始した。脱FIT時代の自家消費型太陽光発電を見据え、パワーコンディショナの基本性能に立ち返り、大容量化と高効率化をコンセプトに開発された。
[画像・上:三相高圧産業用パワーコンディショナ「M70A-260」]
三相高圧産業用パワーコンディショナ「 M70A-260 」は、定格出力70kW/最大容量77kVAで、同社の従来モデル(M50A:50kW)と比較して40%(20kW)容量をアップした。高効率単結晶モジュールで12回路のシステムを組むと約85kW前後の定格容量となり、従来品では30kW程度のピークロスが発生する。新製品ではこのピークロスを改善、高効率変換し、ライフタイム発電量を大幅に増加させる。同社が実施したシミュレーションでは、概算で年間17MWh/約24%の発電出力が向上した。Sub-1G通信ユニットを標準搭載、最大32基接続可能。電力会社の遠隔出力制御にも対応する。

単相低圧産業用パワーコンディショナ「H5・5J-223」は、定格変換効率97%を実現。最大入力電圧480ボルトで、60直セルモジュールで最低温度をマイナス10℃で算定した最高積載率は220%となる。マルチストリング対応、スーパーMPPT回路搭載で、太陽光発電システムのライフタイム発電量の維持、向上に貢献する。
新製品には、アルミダイキャスト・モノコックボディが採用されている。重塩害環境に耐える堅牢性と優れた放熱性能が特長。「前面開閉扉」や「ドローラッチ・ロック機構」により施工・メンテナンス性を高めたデザインとなっている。

