≪インタビューシリーズ:脱炭素経営に歩み出した日本企業「フジクラ」≫RE100とCO2排出ゼロの同時達成目指す 再エネ市場拡大と活性化のためRE100加盟
- 2019/12/25
- 総合
- 新エネルギー新聞2019年(令和元年)12月23日付

ロードマップでは、国内外の再エネ市場が拡大し、再エネが安価になることを予想しています。特に海外は大幅な再エネの価格低下を見込むなど、大胆な予想をしています。世界の再エネ市場は劇的に変化していますし、調達計画は半年ごとに見直す予定です。
RE100に入ったことで、当社は再エネを求めていると知ってもらえ、すでに様々なご提案もいただいています。またRE100加盟企業が増えたことで、再エネ市場の活性化にも繋がってほしい。自社のためだけでなく、上場企業、グローバル企業として貢献したいという気持ちです。そのために当社も、RE100加盟企業のみなさんと一緒に、再エネ市場の拡大のために積極的に活動していきたいと思っています。
―RE100はグループ全体での達成が必要となるそうですね
フジクラのグループ会社は全部で140社です。消費電力は工場の光熱とオペレーションの2つが主で、全体のエネルギー消費の約7割を占めるアジアの拠点から再エネの導入を始めていく予定です。特に再エネが安くなりつつある日本以外のアジアは、シミュレーションの結果でもコストメリットが大きいので、先行して進める予定です。各国の政策などを見極めつつ柔軟に対応していくつもりです。
国内では本社およびR&Dセンターと、フジクラダイヤケーブル福井工場を、フラグシップ的にRE100化していますが、それ以外はまだ状況を見ているところです。だからこそ需要家として、日本でRE100に加盟した意義は大きいと考えています。

