2,500kVA・1,500ボルトの太陽光用大容量新パワコン発売【富士電機】インバータ回路適正化で低出力時の発電効率実現

富士電機(東京都品川区)はこのほど、大容量(2,500kVA)の太陽光発電用パワーコンディショナ「PVI1500CJ-3/2500(DC1500V/2500kVA)」を販売開始した。

[画像・上:太陽光発電用パワーコンディショナ「PVI1500CJ-3/2500(DC1500V/2500kVA)」の外観]

従来PCSは、電力変換時の急な電圧上昇により、搭載されたパワー半導体が故障することを防ぐため、最大入力電圧の85%を許容値としてきた。同製品は電力変換回路を見直して電圧の跳ね上がりを抑えることで90%まで高めることに成功した。過積載において、太陽光パネルの容量を増加させることが可能となる。

また、同製品にはパワー半導体などで構成される3つのインバータ回路が搭載されており、出力の大きさに応じて作動するインバータ回路の数を最適制御する。従来は、発電量が少ない時間帯(低出力時)でも全てのインバータ回路が作動していたが、これにより低出力時(定格出力の5~30%)の発電効率を3.5ポイント~0.5ポイント向上させる(同社試算)。

国内市場は、大規模太陽光発電所(メガソーラー)の設置は一巡した感があるが、東南アジアでは未だにメガソーラーに適した土地が多くあり、PCSにも大容量タイプのニーズが見込まれている。同社は、東南アジア市場をメインターゲットに、山間部などに大規模案件が残る国内にも展開していく方針だ。

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