花王、国内事業の購入電力の「再エネ比率」50%を達成 グローバル全体でも31%に到達

花王は、事業で使用する電力のうち購入電力について、2019年末時点で50%に到達していたことを表明した。

[画像・上:2019年7月から購入電力の全量を再エネで賄う、花王の豊橋工場(提供:花王)]

同社は北米や欧州などを含めたグローバルな全拠点の温室効果ガス(GHG)排出量(スコープ1・2・3)を、2030年までに22%削減(2017年比)することを目標に掲げる。

このGHG削減目標は2019年7月、SBT(Science-based Targets)イニシアチブ(SBTi)よりSBT認定を取得している。SBTiはCDP、国連グローバルコンパクト、世界資源研究所(WRI)、世界自然保護基金(WWF)による国際的な共同イニシアチブ。SBTは「企業版2度C目標」とも呼ばれており、企業によるGHG削減目標が、パリ協定にある「地球の気温上昇を産業革命前の気温と比べて2度C未満に維持する」ために必要な脱炭素化のレベルと一致しているかどうか、科学的根拠に基づいているかを検証、認定している。

GHG削減目標達成に向けて、花王は自家消費型太陽光発電設備の導入と系統からの購入電力の再エネ化を推進している。購入電力に関しては日本では2025年までに、グローバルでは2030年までに全量を再エネ由来にするとしている。2018年末時点では日本で32%、グローバルで19%が購入電力中の再エネ電力比率だった。

同じく2019年7月から購入電力の全量を再エネで賄う、花王の富士工場(提供:花王)

その後、豊橋工場(愛知県豊橋市)や富士工場(静岡県富士市)の購入電力の再エネ比率を2019年7月から100㌫にするなど再エネ電力比率引き上げの取り組みを進めた結果、1年間で日本の事業の購入電力における再エネ比率が50%へ、グローバルでは31%へと大幅に向上させた。

購入電力を100%再エネ由来化した花王の生産拠点は既に複数存在しており、日本国内では豊橋工場富士工場に加えて愛媛工場(愛媛県西条市)・川崎工場(神奈川県川崎市)の4拠点、欧州の全9拠点(英国1・スペイン6・ドイツ2)、北米の1拠点の合計14工場が購入電力を100%再エネで賄っている。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
Web版ログインページ
有料契約の方はこちらから
Web版ログインページ
機能限定版、試読の方は
こちらから

アーカイブ

カテゴリー

ページ上部へ戻る

プライバシーポリシー