バイオマス発電事業に九電みらいほか参画 奥村組が石狩市で開発

九電みらいエナジーとニューサークルエナジー(東京都千代田区)は3月30日、奥村組(大阪市)の連結子会社である石狩バイオエナジーが石狩湾新港工業団地(北海道石狩市)で整備中の木質バイオマス発電事業に参画したと発表した。

発電出力5万1,500kWの木質専焼バイオマス発電所を石狩湾新港工業団地内に建設・運営するプロジェクト。燃料は木質ペレットとパーム椰子殻(PKS)。2019年10月に工事に着手している。想定年間発電電力量は、一般家庭約12万1,000世帯の使用量に相当する約3.6億kWh。運転開始は2022年8月を予定している。

ニューサークルエナジーは、丸の内インフラストラクチャー(東京都千代田区)とシンエネルギー開発(群馬県沼田市)が共同設立。石狩バイオエナジーの出資比率は奥村組50%、九電みらいエナジー30%、ニューサークルエナジー20%となる予定。

資金は金融機関からの融資で調達する。石狩バイオエナジーは今年2月、三井住友銀行を幹事、りそな銀行を副幹事とし、関西みらい銀行が参加するプロジェクトファイナンスを組成している。

石狩湾は国内有数の洋上風力発電の開発候補地でもあり、グリーンパワーインベストメント(東京都港区)を代表企業とする連合体が2020年冬の運転開始を目指し、洋上風力発電の設置を進めている。

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