業務用燃料電池を対象にするメンテナンス部門設立=三浦工業

産業用ボイラ製造の三浦工業(愛媛県松山市)は4月1日、業務用燃料電池を対象としたメンテナンス部門を設立し、サービス提供を開始した。

今後の国内での事業展開に合わせ、燃料電池を専門に扱うメンテナンス部門を関東、中部、近畿、九州に設置する。

同社は、燃料電池の方式の中でも固体酸化物形燃料電池(SOFC)に着目し、主に業務用施設向けの分散型電源として開発に取り組んできた。また、SOFCを用い、都市ガスを燃料として電気と熱を生み出すコージェネレーションシステムの商品化にも注力してきた。

昨年10月には、発電効率と信頼性を向上した新型モデル「業務用4.2kW固体酸化物形燃料電池システム FC-5B型」の発売を開始した。同製品は改良を重ねた新型モデルで、同社の先行製品より50%の発電効率、90%の総合効率を実現している。

今回の業務用燃料電池を対象としたメンテナンス部門の設立は、同社製品の拡販の一環。顧客向けにより迅速かつ高品質なサービスを提供していく考えだ。

燃料電池は、水素と酸素の化学反応から電気を取り出す技術。水素は環境負荷低減への寄与が期待されている。また、分散型電源として災害時の電源としての側面も注目されている。

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