加圧型複合発電システム商用2号機 安藤ハザマの研究所へ納入=MHPS
- 2020/5/20
- 水素
- 新エネルギー新聞2020年(令和2年)05月11日付

三菱日立パワーシステムズ(MHPS)は4月9日、建設会社である安藤・間(安藤ハザマ)の技術研究所(茨城県つくば市)に加圧型複合発電システム「MEGAMIE(メガミー)」の商用2号機を納入し、同機が運転を開始したと発表した。
[画像・上:運転を開始したMEGAMIE(出典:安藤・間)]
MEGAMIEは固体酸化物形燃料電池(SOFC)とマイクロガスタービン(MGT)の組み合わせによるハブリッド発電システム。商用1号機は、三菱地所の東京・丸の内ビルディングで自家用コージェネとして昨年2月から運用されている。商用2号機は都市ガスを燃料としてCO2発生量の少ないクリーンな電力と熱を供給する。

同技術研究所に納品された商用2号機は、安藤ハザマが国の支援を得て進める広域的環境負荷抑制プロジェクトの「安藤ハザマ次世代エネルギープロジェクト」におけるCO2排出削減策の中核を担う次世代分散型エネルギーシステムとして使用される。MHPSは同機を用いて企業内事業所を横断的に結んだエネルギー供給における環境負荷抑制への挑戦をサポートしていく。
この安藤ハザマプロジェクトは、CO2発生の少ない分散型エネルギーシステム導入による自家発電と自己託送(電力融通)制度を活用した自社事業所への電力融通実証事業として、2018年に国土交通省の同年度「第1回サステナブル建築物等先導事業(CO2省先導型)」に採択されたものだ。MHPSは、将来的にはCO2を排出しない水素燃料への切り替えを計画しているという。

