太陽光発電所導入・発電サービス 長野県小布施町の2施設で開始=ながの電力/自然電力
- 2020/6/12
- 太陽光
- 新エネルギー新聞2020年(令和2年)06月08日付

ながの電力(長野県小布施町)は、公共施設・商業施設向け第三者所有・電力購入契約モデル(TPO/PPA)による太陽光発電所の導入・発電サービス「ながの電力のやねソラ」の提供を今春、同県内で開始。5月18日より法人からの問い合わせの受付を始めた。
[画像・上:栗ガ丘幼稚園(提供:ながの電力)]
第三者所有・電力購入契約モデルは、第三者が電力需要家から借り受けた敷地内の土地や屋根にTPO/PPA事業者が太陽光発電設備を設置し、そこで発電した電力を直接需要家に供給・販売する事業スキーム。

「ながの電力のやねソラ」はこれを活用したもので、電力需要家が自らの初期投資負担なしで再エネ由来の電気を利用できるサービス。ながの電力が発電事業者となって公共施設・商業施設の屋根を借り受けて太陽光発電設備を設置し、事業を行なう。今回のプロジェクトでは、自然電力が事業開発、サンジュニア(長野県須坂市)がEPC(設計・調達・設備工事)とO&M(運営・保守)を担った。
余剰電力はながの電力がFITを活用して売電し、電力不足の際には送電網から使用電力を補う。また、停電時には太陽光発電設備を自立運転に切り替えることにより、非常用コンセントから必要最低限の電力を安全に利用できるという。

先行事例として、小布施町の2施設(栗ガ丘幼稚園、老人福祉センター桃源荘)の屋根を同町より借り受け、ともに72枚の太陽光パネルを設置した。2施設の発電出力は各16.5kW。3月より太陽光発電を開始し、施設の使用電力量の一部を賄っている。
ながの電力は、自然電力、長野県須坂市のケーブルテレビ局Goolight(グーライト)、小布施町によって設立された電力小売事業者。自然エネルギー由来の電力を販売している。

