宮城県気仙沼市でソーラーシェアリング運開【パートナーズ/千葉エコ・エネルギー】85.8kW、パネル下では牧草を栽培

宮城県気仙沼市で新たなソーラーシェアリングが始まった。事業者は地元・気仙沼市に本社があり太陽光発電の設備施工・販売を行うパートナーズ。同社はこれまで遊休未利用地を有効活用した太陽光発電事業を行ってきたが、ソーラーシェアリングを自社運営するのは今回が初となった。電気と共に食の自給にも繋がるソーラーシェアリングに太陽光発電事業の拡大とのシナジーを期待している。

[画像・上:パートナーズが運営するソーラーシェアリング]

敷地(耕作)面積は約1,500㎡で、発電出力は交流49.5kW、直流85.8kW。パネルの下では牧草であるオーチャードグラス(ポトマック)を耕作する。耕作する牧草は、地権者でもある営農者が飼育するウシの飼料にする。

ソーラーシェアリングの事業検討・設計の際にパートナーズの意向をサポートしたのが、ソーラーシェアリングのコンサルタント業や自らもソーラーシェアリングを運営する千葉エコ・エネルギー(千葉市)だ。千葉エコは農地の一時転用許可申請の際に求められる営農計画策定をはじめ、発電設備の下における牧草栽培についての営農意見書の発行まで行った。

アレイ間の離隔距離を6m以上確保することで採光を確保するとともに、営農の作業性にも配慮した

また発電設備の設計に際しては、パネルを設置する各アレイを独立させ、アレイ間の離隔距離を6m以上確保することで採光率を確保(遮光率は37%)するとともに、営農の作業性にも配慮した。また、万が一採光が不十分で牧草の収穫量が大きく減少した場合でも、モジュールの間引きなどで採光率の改善を可能にしている。

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