由利本荘市沖の洋上風力事業実施に向けて協業本格化=九電みらいエナジー/RWEグループ

九州電力のグループ会社で再エネ関連事業や小売電気事業を行う九電みらいエナジー(福岡市中央区)は、ドイツのユーティリティ企業であるRWE(エル・ヴェー・エー)グループと連携して、秋田県由利本荘市沖における洋上風力発電に参入する。

[画像・上:九電みらいエナジーとRWEグループが共同で洋上風力事業展開を検討している秋田県由利本荘市沖のエリアイメージ(発表資料より編集部作成)]

2019年4月、九電みらいエナジーとRWEグループの再エネ会社・RWEリニューアブルズ(RWERE)の日本法人は協力協定を締結して以来、日本国内における着床式洋上風力発電事業の検討を続けていた。なお協力協定締結同時の先方企業はドイツのユーティリティ企業であるE・ON(エーオン)だったが、その後にRWEとE・ONは相互M&Aを行い、E・ONの再エネ部門はRWEREに移管されている。

両社は今般、協力協定に基づき由利本荘市沖での洋上風力発電事業の実施に向けた「共同入札参加協定書」を締結した。今後、国が再エネ海域利用法に基づき実施する、同区域を洋上発電事業に使用する発電事業者公募に向けて、環境評価も含めて準備を進める。

九電みらいエナジーは、電源開発らと共同出資し設立したひびきウインドエナジー(北九州市若松区)を2017年4月に設立し、福岡県北九州市響灘地区における洋上風力発電の事業化検討を進めているが、他の地域における事業可能性についても検討を行っている。一方のRWEREはグルーバルの洋上風力設置容量は合計約2.5GWという世界有数の規模を誇る。今回のコンソーシアム組成により両社のシナジーを由利本荘市沖で活かす。

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