小平市に新設するごみ処理施設の建設・運営事業【川崎重工業】小平・村山・大和衛生組合より受注

川崎重工業は5月21日、東京都小平市、東大和市、武蔵村山市の3市が構成する小平・村山・大和衛生組合(小平市)から「(仮称)新ごみ処理施設整備・運営事業」を受注したと発表した。

[画像・上:完成イメージ(提供:川崎重工業)]

同衛生組合は3市より排出される可燃・不燃・粗大ごみを処理する工場を運営している。今回の事業では、老朽化が進む二つのごみ焼却施設と粗大ごみ処理施設の解体工事、新ごみ焼却施設(小平市)の設計・建設を川崎重工と青木あすなろ建設との共同企業体が担う。契約金額は302億3,900万円(消費税込み)。

既存施設の解体工事と新ごみ焼却施設の建設工事は段階的に進められる。新ごみ焼却処理施設の竣工予定は2025年9月30日。すべての工事が2027年度末までに完了する。

また、完成した新ごみ焼却施設と不燃・粗大ごみ処理施設の運営(ごみ焼却施設20年6カ月間、不燃・粗大ごみ処理施設24年間)を川崎重工と川重環境エンジニアリング、メタウォーターが出資する特別目的会社「グリーンパーク小平・村山・大和」が行う。契約金額は159億5,000万円(消費税込み)。

新ごみ焼却施設はストーカ式焼却炉2炉を備え、日量236トンの処理能力を有する。自動燃焼制御「Smart-ACC」を搭載した川崎重工独自の並行流焼却炉に高温高圧ボイラと抽気復水式蒸気タービン(1基)を組み合わせ、高効率発電を行う。発電出力は6,000kW。発電した電力は施設で自家消費し、一般家庭約8,100世帯の年間消費電力に相当する電力を売電する。

建設場所は小平市の住宅街に近接した限られた敷地内にあり、玉川上水緑道や野火止用水歴史環境保全地域と調和した建築デザインを採用した。また、自由に見学ができるよう交流の場を創生するという。

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