シンガポール民間5社と水素事業で協力【三菱商事/千代田化工建設】水素の輸入・利用に関する事業を展開へ

三菱商事千代田化工建設はさきごろ、シンガポールの民間5社とシンガポールの持続可能な水素経済の実現に向けた相互協力について覚書を締結したと発表した。

[画像・上:千代田化工建設のスペラ水素システム(提供:千代田化工建設)]

シンガポール政府は2020年に発表した長期低排出発展戦略で、2050年までに同国CO2排出量を2030年の半分(年間3,300万トン)に削減し、21世紀の後半のできるだけ早い時期に「CO2排出量実質ゼロ」を達成することを目標として掲げている。

同政府は水素と低炭素技術の導入を推進することで、環境性、経済性、信頼性、持続可能性のバランスが取れた優れたエネルギーシステムへの転換を目指している。

千代田化工建設は、トルエンに水素を反応させてメチルシクロヘキサン(MCH)に転換し、このMCHの状態で水素を貯蔵・輸送する「スペラ水素」技術を有しており、水素経済の実現に重要な役割を果たすことが期待されている。

同技術の導入と関連事業に高い関心を持ったシンガポールの民間5社と、三菱商事、千代田化工建設は協議を重ね、相互協力を決定した。各社は今後、シンガポールの長期CO2排出量削減と競争力のある持続可能な未来に向け、水素の輸入と利用を進める事業の実現に向け、技術と商務面の評価・検討を協力して進めていく。

千代田化工建設の筆頭株主である三菱商事は、千代田化工再生支援を推進。同社の成長戦略の実現に向け、 設計・調達・建設(EPC)以外の分野での事業候補となる水素事業への取組を後押している。

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