JERAが洋上風力発電普及の独NPOに参加 浮体式洋上風力を推進

JERA(東京都千代田区)は5月11日、ドイツの国際NPO組織「洋上風力世界フォーラム」に参加すると発表した。下部組織として「浮体式洋上風力委員会」を立ち上げ、6月より活動を開始する予定。

同フォーラムは2018年にドイツで発足した。洋上風力発電の世界的な普及拡大に向け、各国政府関係者への情報提供や理解活動を行っている。洋上風力発電事業者、金融、法律、保険などの分野からグローバル企業・団体が参加している。

JERAは同フォーラムへの参加を通じて、参加企業・団体と浮体式洋上風力発電の支援や制度、安全基準、コスト低減策などを協議し、浮体式の普及や知見の獲得につなげる考えだ。

JERAは東京電力ホールディングスと中部電力が折半出資する国内火力発電の最大手。海外発電事業・エネルギーインフラ事業も手掛けつつ、再エネ事業を強化している。

2019年に稼働した台湾初の洋上風力発電施設「フォルモサ1」と2021年に運転開始予定の「フォルモサ2」に出資。また、今年3月には、台湾彰化県における洋上風力発電事業「フォルモサ3」へ参画するなど、洋上風力を中心に再生エネの開発を進めている。

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