1,200kWhのNAS電池を安藤ハザマに納入【日本ガイシ】分散型電源発電+広域自己託送で運用

ESCO事業やエネルギー供給サービスを展開する日本ファシリティ・ソリューション(東京都品川区、東京電力エナジーパートナーの100%子会社)から日本ガイシが受注し、安藤・間(安藤ハザマ)の技術研究所(茨城県つくば市)に納入した定格出力200kW・定格容量1,200kWの電力貯蔵用NAS電池が今般、運転を開始した。

[画像・上:安藤ハザマの技術研究所で運転を開始したNAS電池(提供:日本ガイシ)]

安藤ハザマの技術研究所には分散型電源として、三菱日立パワーシステムズ製の加圧型複合発電システムが導入されている。固体酸化物形燃料電池(SOFC)とガスタービンを組み合わせたこの発電システムによる発電電力を、電力負荷が小さい時間帯にNAS電池に蓄電し、需要が多い時間帯に放電することで負荷平準化を図る。これにより発電システムの高効率運転を実現する。

発電システムの電気は技術研究所で自家消費されるのみならず、広域系統経由で都内の工事現場や安藤ハザマ千葉工場(千葉市)に自己託送されている。NAS電池の電力はこの自己託送にも回されており、広域の調整電源として需給バランシングを可能にしている。

安藤ハザマのこの一連の分散型電源・広域自己託送の取り組みは、2018年の国土交通省「平成30年度第1回サステナブル建築物等先導事業(省CO2型)」に採択されている。面積あたりのエネルギー密度に優れること、自己放電しにくく長時間放電できることなどの多様な特長を持つ。用途も広いために本件のように分散型電源と広域系統の両面の運用が必要な事業でも適役のデバイスと言える。

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