JPEAが水害被害に遭った太陽光発電設備に注意喚起 水没機器には「近づかない・触れない」
- 2020/8/3
- 太陽光
- 新エネルギー新聞2020年(令和2年)08月03日付

(一社)太陽光発電協会(JPEA)は、水害に遭った太陽光発電設備の感電の危険性に関する注意喚起や、被災設備の点検・撤去に関する手順・留意点の情報提供を行っている。また住宅用太陽光発電システムの自立運転機能の確認など、停電への備えを推奨している。
[画像・上:浸水・水没した発電設備で注意するべき事項(資料:JPEA)]
記録的な豪雨による河川の氾濫が相次いでいる。太陽光発電システムは水没・浸水し破損しても、光が当たればモジュールが内部で反応し300ボルト以上の電気を発電する。かつ、PCSの破損や接続ケーブルの破断などが生じている可能性もあるので、水没・浸水したシステムに接近や接触をすると感電するおそれがある。そのため被害に遭った太陽光発電システムを見かけたら、むやみに近づかずにそのシステムに表示されている事業者や管理者に連絡するべきとJPEAは指摘する。なおJPEAは水害の被災地域の復旧作業にあたり、太陽光発電システムの電気主任技術者、販売施工業業者など、太陽光発電システムや周辺電気設備に充分な知見がある者に向けて、被災した太陽光発電設備による感電の防止および点検・撤去時に安全に作業するための手順・留意点をまとめた文書をウェブサイトで公表している(http://www.jpea.gr.jp/topics/190703.html)。
水害により停電が発生したとしても、自宅に太陽光発電システムを設置していれは、「自立運転機能」で電気を使うことができる。JPEAは平常時にあらかじめ自立運転機能の操作方法を確認しておくことを奨めている。JPEAウェブサイトには自立運転機能の基本的な使用方法が示され、太陽光発電システム各社のホームページ上にある自立運転機能に関する情報のリンク集が掲載されている。

