「オートモーティブワールド」エネルギーとシンクロする「電動化+DX」に注目
- 2021/1/6
- 特集
- 新エネルギー新聞2020年(令和2年)12月28日付

「オートモーティブワールド2021」
◆2021年1月20日(水)~22日(金)
◆東京ビッグサイト
リード エグジビション ジャパンが主催する自動車業界の総合展示会「第13回オートモーティブワールド‐クルマの先端技術展‐」が、2021年1月20日(水)から22日(金)までの3日間、東京ビッグサイトで開催される。自動運転、クルマの電子化・電動化、コネクティッド・カー、軽量化など、自動車における先端テーマの最新技術が一堂に展示され、世界中の自動車メーカー・自動車部品メーカーとサプライヤーとの技術相談・商談の場となる。
[画像・上:前回の「オートモーティブワールド」エントランスの様子]
構成展は、「第13回[国際]カーエレクトロニクス技術展(カーエレJAPAN)」「第12回EV・HV・FCV技術展(EV JAPAN)」「第11回クルマの軽量化 技術展」「第9回コネクティッド・カーEXPO」「第7回自動車部品&加工EXPO(通称:カーメカJAPAN)」「第4回自動運転EXPO」「第1回MaaS EXPO‐統合型モビリティサービス[開発]・[活用]展‐」の全7展。初出展140社を加え、世界最大級700社が出展する。
注目は初開催の「第1回MaaS EXPO‐統合型モビリティサービス[開発]・[活用]展‐」だ。MaaS(Mobility-as-a Service)は、「モビリティのサービス化」や「サービスとしてのモビリティ」と訳される。全ての交通手段を統合して捉え、一つの移動サービスとして利用するという概念だ。先行するフィンランドの首都ヘルシンキでは、スマートフォンのアプリ「Whim」により、鉄道、バスなどの公共交通機関に加え、カーシェア、レンタカー、タクシー、シェアサイクルなども含めたルートを検索したうえで、決済まで一括で可能となっている。スマートフォンにダウンロードし、クレジットカードを登録して利用する。ルートを検索して選択、チケットを購入し、交通機関の利用時に検札を受けた場合には、アプリのチケット画面を見せるだけで通過できる。
MaaSの発達は、都市部やその郊外のモビリティに大きな影響を与える。例えば公共交通機関の利用後の移動手段として、マイカーを所持する必要性が薄れる。同時に代替する移動サービスなどの提供がビジネスチャンスとなる。また地方においても、MaaSにより移動サービスの確保が容易になれば、観光や移住などで新たな人の動きが生まれる可能性がある。MaaSによる変化はEVシフトで、電力の需給バランスなどエネルギー産業へも波及する。
富士経済によれば、MaaSの国内市場は2030年で2兆8,658億円に達する。今回の「MaaS EXPO」では、MaaSプラットフォーマー、MaaSオペレーター、予約システム、決済ソリューション、マップ、交通予測システム、認証システム・セキュリティー、モビリティサービス、通信、データ解析、その他ITソリューションなどの技術を持つ企業が出展する。また自動車メーカー、モビリティサービス事業者、鉄道会社、バス・タクシー事業者、MaaS活用・導入に積極的な自治体などの来場を見込む。

会場では併催企画として、CASEを網羅する「オートモーティブ ワールド セミナー」全70講演が行われる。今回から追加された「MaaSフォーラム」では、MaaS実用化に向けたテーマで業界のキーマンが連日講演する。
なお同時開催展は、「第35回ネプコンジャパン‐エレクトロニクス開発・実装展‐」「第7回ウェアラブルEXPO‐ウェアラブル[開発]・[活用]展‐」「第5回ロボデックス‐ロボット[開発]・[活用]展‐」「第5回スマート工場EXPO‐IoT/AI/FAによる製造革新展‐」となっている。
【第13回 オートモーティブ ワールド -クルマの先端技術展-】
◆会期:2021年1月20日(水)~22日(金)
◆開催時間:10時~18時(最終日のみ17時まで)
◆会場:東京ビッグサイト
◆主催:リード エグジビション ジャパン
◆問合せ:[来場に関して]03-5324-1232/[出展に関して]03-3349-8502
https://www.automotiveworld.jp/ja-jp.html

