三菱重工、三菱パワーを吸収統合 火力発電「脱炭素」に向けグループ結集

三菱重工業は5月10日、100%子会社である三菱パワーの統合を決定した。

三菱パワーは2014年2月、三菱重工と日立製作所両社の火力発電システム事業を統合した「三菱日立パワーシステムズ」(MHPS)として発足した。その後2020年9月に三菱重工100%グループ会社化され現在の社名となった。ガスタービン・コンバインドサイクル発電プラント(GTCC)、石炭ガス化複合発電プラント(IGCC)、地熱発電プラント、工場排ガス処理装置、燃料電池など、低・脱炭素化に繋がる火力発電設備を取り扱っている。

三菱パワーを吸収統合(三菱重工を吸収分割継承会社として、三菱パワーを吸収分割会社とする)することにより三菱重工はグループの知見を結集し、世界的な潮流となっている火力発電の脱炭素化に向け、水素・アンモニア技術やカーボンリサイクルなどに関してより一体的に研究開発を進めることが可能になるとしている。

今後は、吸収統合の契約を7月から8月に両者間で締結し、その後、10月1日付で実際の吸収が実施される予定だ。

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