≪特集「PPA」≫取組②アップソーラージャパン:「屋根置き太陽光」の設備費用削減に貢献するアンカーレス架台
- 2021/7/20
- 特集
- 新エネルギー新聞2021年(令和3年)07月19日付

アップソーラージャパンの陸屋根用軽量アンカーレス架台「Up-Base(アップベース)」は、低コスト、低荷重、高強度なのが特長だ。建物への負荷は1平方m当たり35kg以下。重りを利用した低重心の設計で、基準風速毎秒38m、最大瞬間風速毎秒60m以下の地域に設置できる。
[画像・上:陸屋根用軽量アンカーレス架台「Up-Base」]
モジュール角度は5度(山型)で、縦幅1,650~1,900mm、横幅930~1,200mm、厚み30~45mmの許容サイズ内であれば、どのメーカーのパネルでも使用できる。またパネル下が密閉されていないので、放熱による発電量低下を軽減。パネルの固定はラックレスで、設置時の施工時間と作業コストを削減するほか、特定のパネルだけ取り外せるためメンテナンス性も高い。
FIT売電から自家消費・PPAへと太陽光発電システム市場が移行する中、工場・社屋・商業施設など非住宅系建築物への導入が増加している。陸屋根用架台は折半屋根用と比較して価格が高く、荷重や耐風速強度に対する懸念があるが、同製品はシンプルな構造によりコスト低減と強風耐性を実現している。陸屋根設置システムの総コストを抑えることができ、PPA普及に貢献する。

