【特集「下水道展」】JFEエンジニアリング:下水汚泥焼却設備の未利用廃熱を活用する消化ガス発電プラントの導入事例を紹介
- 2021/8/16
- 特集
- 新エネルギー新聞2021年(令和3年)08月16日付

JFEエンジニアリング オンライン展示会
JFEエンジニアリング(東京都千代田区)は、オンライン展示会に出展する。発電型汚泥焼却技術「OdySSEA(オデッセア)」をメインに、下水処理場消化ガス発電プラントの導入事例を紹介する。
[画像・上:「OdySSEA(オデッセア)」のシステムフロー]
「OdySSEA」は、下水汚泥焼却設備の未利用廃熱を活用し、自社開発の小型復水式タービンと下水処理水活用で、高効率発電を実現する。また、局所攪拌空気吹込み技術により、コンパクトな設備で温室効果ガスの大幅削減が可能となる。
国土交通省の「B-DASHプロジェクト」に採択された実証研究では、小規模焼却炉においても高効率発電が可能で、完全自立で汚泥焼却設備の電力を賄えることが確認されている。また、温室効果ガス削減についてはN2OとNOxをそれぞれ50%以上削減した。

環境本部アクア事業部上下水プラント部・部長/営業室長・井上徳浩氏は、「自治体施設の電力消費の約30%を下水道事業が占める」と言う。「当社は、焼却炉発電と消化ガス発電により、脱炭素社会実現に寄与する(同)」方針だ。
消化ガス発電事業としては昨年、千葉県船橋市の「高瀬下水処理場消化ガス発電事業」を受注した。汚泥消化設備に鋼板製消化槽やインペラ式撹拌機を導入、発電設備に「MWHガスエンジン」を採用し、横浜本社内のグローバルリモートセンターで最適運転を支援する。さらに、子会社のアーバンエナジーを通じ、市内企業などで電力利用できるスキームとなる。

