《特集》「令和3年度 新エネ大賞」決定 「50年脱炭素」・「30年GHG46%削減」視野に合計20件が受賞
- 2022/2/9
- 特集
- 新エネルギー新聞2022年(令和4年)02月07日付

自主事業化以降最多の募集件数
「事業性」も大きな評価軸に
このたび令和3年度「新エネ大賞」の受賞案件が、主催する(一財)新エネルギー財団から発表された。新エネ大賞は新エネルギーの一層の導入促進と普及及び啓発を図るため、新エネルギーに係る商品及び新エネルギーの導入、あるいは普及啓発活動を広く募集し、そのうち優れたものを表彰する制度で、本年度は60件の応募があった。「商品・サービス部門」「導入活動部門」「分散型新エネルギー先進モデル部門」「地域共生部門」の4部門から、経済産業大臣賞3件、資源エネルギー庁長官賞5件、新エネルギー財団会長賞10件、審査委員長特別賞2件の合計20件が受賞した。
[画像・上:過去の新エネ大賞受賞式の様子]
「商品・サービス部門」は、新エネルギー等の製品、周辺機器及び関連サービス商品に係る部門で、評価項目は販売実績、将来性などとなっている。「導入活動部門」は新エネルギー等の導入活動及び普及啓発活動に係る部門で、利用・活動実績、発展性などが評価される。「分散型新エネルギー先進モデル部門」は、再生可能エネルギーのFITに依らない発電ビジネスや、分散型新エネルギーの先進的取組みに係る部門で、販売・利用・活動実績に加え、波及効果も評価対象となる。「地域共生部門」は地域との共生による活動実績のほか、事業性も審査においては重視される。
次回(令和4年度)の「新エネ大賞」募集について
一般財団法人新エネルギー財団の主催する「新エネ大賞」は、例年5月から7月にかけて、約2カ月の期間で募集が実施される。
全体スケジュールとしては、募集期間ののち、書類審査結果により一次選考対象となった応募案件については、9月ごろにヒアリング審査が行われる。12月下旬に受賞者へ内示され、翌年1月下旬に表彰式、プレス発表となる。詳細な内容及び正式な内容は、新エネルギー財団より追って発表される。
なお一般財団法人省エネルギーセンター主催の「省エネ大賞」および一般社団法人日本機械工業連合会主催の「優秀省エネ脱炭素機器・システム表彰」との重複応募はできないので、注意が必要だ。
《令和3年度 新エネ大賞 受賞者一覧》
経済産業大臣賞 3件
【地域共生部門】
●「地域から地域へ 木質資源の地産地消」TJグループホールディングス
【導入活動部門】
●「再生可能エネルギーについての一連の取り組みについて「東急不動産」
【応募部門:商品・サービス部門】
●「住宅・低圧太陽光発電設備の点検に『eソラメンテ』」アイテス
資源エネルギー庁長官賞 5件
【分散型新エネルギー先進モデル部門】
◆「地域に根差した持続可能な自立分散型エネルギー活用の実践」(一社)持続可能で安心安全な社会をめざす新エネルギー活用推進協議会 (JASFA)
【分散型新エネルギー先進モデル部門】
◆「脱炭素に向けた官民一体の地域分散型エネルギーマネージメント事業」シーエナジー/小諸市/JA長野厚生連 浅間南麓こもろ医療センター/信州大学/石本建築事務所
【導入活動部門】
◆「地域の再エネ導入拡大に向けた北都銀行の挑戦」北都銀行
【商品・サービス部門】
◆「廃棄物処理施設の焼却炉自動運転システム」JFEエンジニアリング
【商品・サービス部門】
◆「『完全自家消費』用 太陽光発電用パワーコンディショナ『KPW-A-2』」オムロン ソーシアルソリューションズ
新エネルギー財団会長賞 10件
【分散型新エネルギー先進モデル部門】
○「太陽光発電の電力を自営線と自己託送を組み合わせた日本初の『地産地消エネルギーシステム』」リソル土地開発/リソルの森/東光高岳/東京電力ホールディングス
【分散型新エネルギー先進モデル部門】
○「不動産企業のCO2排出量ネットゼロ達成に向けた取り組み」ヒューリック/ヒューリックプロパティソリューション/アドバンス
【地域共生部門】
○「浦和美園第3街区を核としたスマートシティさいたまモデル構築事業」Looop
【地域共生部門】
○「高山市奥飛騨温泉郷を元気に! 地域貢献型小水力開発の実践!」奥飛騨水力発電/シン・エナジー
【地域共生部門】○「環境共生型復興まちづくりに貢献する新地町スマートコミュニティ事業」京葉ガスエナジーソリューション/新地スマートエナジー/日本環境技研/NTTファシリティーズ/石油資源開発
【地域共生部門】
○「再エネ100%x地産地消xコスト削減のクリーン電力サービス」アスエネ
【導入活動部門】
○「『ヒートライナー工法』下水管路の更新と同時に温度差熱利用の導入技術」東亜グラウト工業
【導入活動部門】
○「河川水熱と水蓄熱槽を用いた高効率地域冷暖房プラントの構築」関電エネルギーソリューション/関西電力/日建設計
【商品・サービス部門】
○「個別ニーズに応じ長期安定的かつ大規模な賃貸施設向け『グリーン電力提供サービス』」三井不動産
【商品・サービス部門】○「風力発電装置主軸用『DLCコーティング自動調心ころ軸受』」NTN
審査委員長特別賞 2件
【導入活動部門】
□「再生可能エネルギーを最大限に活用した中規模オフィスビルのZEB化」前田建設工業
【商品・サービス部門】□「洋上風力発電の採算性と耐久性の最適設計に資する日本型CAEソフトウエアの開発」リアムコンパクト

