【年頭所感・2023年:企業⑲】佐藤 厚範(オリックス・リニューアブルエナジー・マネジメント株式会社 代表取締役社長)「年頭所感」

新年あけましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になりました。心より感謝申し上げます。

太陽光発電所の運営・維持管理サービスを展開するオリックス・リニューアブルエナジー・マネジメント株式会社は、オリックスグループが運営するメガソーラーをはじめ、日本全国で計107カ所(600MW)の太陽光発電所の運営・維持管理業務(O&M)を受託し、2023年6月に創立5周年を迎えます。発電量の最大化と運営・維持管理費の低減をコアバリューとして掲げ、予防保全型のメンテナンスやAIなどの先進デジタル技術を活用したO&Mのデジタル化で発電事業主さまの売電収益を改善し、発電量あたりのコスト低減に寄与してきました。

昨年は、マネジメントスキームを強化すべく、ERP(基幹システム)/CMMS(維持管理システム)ソフト導入に取り組んだほか、品質マネジメントシステム(QMS)の国際規格、ISO9001認証取得後の定期サーベイランス審査を完了しました。
また、当社は、人が最も重要な経営資源であるという考えのもと、国連が提唱する持続可能な開発目標(SDGs)における「働きがいも経済成長も」を実現するべく、社員のキャリア形成やワークライフバランスを支援する人事制度を見直しました。社員の多様な働き方を支援する制度や、仕事の成長を後押しする研修、資格取得支援として教材を支給するなど、既存の制度にとらわれない取り組みが実を結び、Great Place to Work® Institute Japanが世界共通の基準で実施する従業員意識調査において、「2023年版働きがい認定企業」に選出されています。

本年は、さらなる価値提供と当社コーポレートスローガンである「エネルギーコントロールで一歩先の未来を創り出す」べく、発電事業主さまとともに発電量を向上させる「売上連動型O&M」により、2025年度の受託量1.5GWを目指します。2050年カーボンニュートラル社会の実現には、再エネの主力電源化が不可欠です。当社は持続可能な社会の実現のため、高効率な発電所運営に使命感を持って取り組むことで、再生可能エネルギーの普及促進と、社会インフラである電力の安定供給に貢献し、次世代が安心して暮らせる未来を創っていく所存です。

本年も皆さまの一層のご支援ご理解を賜りますようお願い申し上げるとともに、皆さまにとりましてご多幸な1年となりますよう心よりお祈り申し上げます。

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