【年頭所感・2023年:企業㊷】小山田 大和(早稲田大学招聘研究員/合同会社小田原かなごてファームCEO)「2023年 年頭所感」

謹んで新春のお喜びを申し上げます。

一次産業と自然エネルギーを結びつけて地域を元気にする、という目的の為に神奈川県の小田原地域を中心にソーラーシェアリングや近隣の松田町で木質バイオマスボイラー事業を手掛けた小田原かなごてファームを展開しています。

小田原市は環境省の重点対策加速化事業や脱炭素先行地域にも認定されています。両者にダブルで認定されているのは政令市の札幌と京都と小田原だけです。その重点対策加速化事業に基づく交付金が小田原市におり、それを使って、弊社も2月に新たなNON-FIT型、オフサイトPPA、自家消費のソーラーシェアリングを建設します。既に全国初のオフサイトPPA自家消費モデルを2021年の2月に竣工させているので2基目となります。この最大の成果は、地銀トップである横浜銀行が初めてオフサイトPPA事業に融資を実行したことです。これによって小田原を含む神奈川県でソーラーシェアリングに資金が流れる道がより強くなれば、と期待しているところです。

松田町では農水省のみどりの食料システム推進交付金のうち、営農型に関する事業への交付金というプログラムにエントリーし、松田町ソーラーシェアリング検討協議会を設立し小職が会長に就任しました。千葉エコエネルギーの馬上さんにも協議会に加わっていただき、行政と連携した筋のいいソーラーシェアリングの在り方について検討を開始しています。先述のソーラーシェアリングに如何にお金を流せるか?という点と、木質バイオマスボイラーを導入することで山の保全・再生、山の雇用を作ることを目指した松田町だからこそ取り組む意義のある木製架台を、地元産材を使って製作することの可能性を調査することとしています。

昨年3月に「食エネ自給のまちづくり」(田園都市出版)を上梓しましたが、食べ物、エネルギーを地域で自給しお金を廻す。そのことを通じて地域を活性化させる具体的な実践を作り続けていきたいと思っております。

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