《創刊10周年特集【こうなる・こうする「10年後のエネルギー、10年後の我が社・我が団体」】》京セラ株式会社

《「今後10年のエネルギー」に向けて》
3電池事業を通じて、再生可能エネルギーの発展に貢献する

[画像・上:京セラ株式会社 スマートエナジー事業本部 本部長 窪田明仁氏]

創刊10周年おめでとうございます。10周年記念特集の寄稿に際し、弊社の再生可能エネルギー事業の歩みと今後10年の展望について述べさせて頂きます。

当社は、1975年に太陽光発電の研究開発に着手し、鋳造法による多結晶太陽電池の世界初量産や、太陽光発電系統連系システムの国内初設置、住宅用太陽光発電システムの国内初販売と、太陽光発電普及拡大の道を切り拓いて参りました。

2000年以降は、発電効率の向上と生産性の改善、旺盛な需要に応えるため生産増強に注力し、量産レベルでの多結晶シリコン太陽電池セルおよびモジュールにおいて、世界最高効率を達成。太陽光発電の技術発展と普及拡大に貢献して参りました。

現在日本では、従来型太陽電池モジュールで設置可能な適地が減少しており、今後は、これまで設置されなかった、あるいは設置が難しかった場所への設置が、ますます求められると予想しています。このようなニーズに応えるべく、昨年は駐車場での発電を可能とするソーラーカーポートシステム「RoofillⓇ」(ルーフィル)を製品化。また耐荷重性の低い屋根でも設置可能な軽量太陽電池光発電システムの開発も進めています。このような取り組みを通じ、太陽光発電のさらなる普及拡大に貢献していく所存です。

また、2012年からは、住宅用リチウムイオン蓄電池の販売開始を皮切りに蓄電池事業へも参入しています。2019年には世界で初めてクレイ型リチウムイオン蓄電池を内蔵した住宅用蓄電システム「EnerezzaⓇ」(エネレッツァ)を製品化。高い安全性と長寿命が特長で、卒FITによる自家消費やレジリエンス需要が高まる中で、今後弊社の再生可能エネルギー事業の中核商品になると位置付けています。

加えて京セラでは燃料電池事業も展開しており、2011年に家庭用SOFCセルスタックを世界で初めて量産。2019年からは世界最小サイズの家庭用SOFCコージェネレーションシステム「エネファームミニ」を自社ブランドにて販売開始しております。

このように当社は太陽電池、燃料電池、蓄電池の3電池を開発・製造しており、これらを活かした効率的なエネルギー削減やレジリエンス確保のご提案を行ってまいります。また、2023年からは、再エネ導入量を増やしたい企業向けの産業用PPAサービスに加え、個人住宅向けにも初期費用無しで設備を設置いただける定額サービスを展開しております。お客さまのニーズに合わせた多様な事業活動を通じ、今後も再生可能エネルギーの普及拡大に貢献してまいります。

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