《【特集】エネルギーイノベーション総合展・2025年》出展社ピックアップ②:アーク・ジオ・サポート

アーク・ジオ・サポート

ブースNo.1E-16
Offshore Tech Japan 2025

[画像・上:曳航中の「浅海用音波探査システム」]

アーク・ジオ・サポートは創業以来、水域全般の水中計測・水中探査の新しい〝かたち〟を提案している。洋上風力発電分野では、事前調査からO&Mまで対応しており、ブースでその取組みを紹介する。

洋上風力発電のフィールド別では、陸揚部からケーブルルート、風車エリアまでの調査に対応する適用技術を保有している。マルチビームソナー(MBES)やサイドスキャンソナー(SSS)で、海底地形、海底面性状のデータを取得、提供する。

洋上風力発電事前調査向けには、独自開発した「浅海用音波探査システム」を用いる。同システムは、音源に小型水中スピーカーを採用しており、小型船舶を用いて4名程度の少人数での運用が可能。また、バイブロコアラ(コア長6m)を昨年導入し、ボーリングより低コストでの海底試料採取を実施。さらに、風車施設建設に必要な工学的物性データを取得できるCPT(Cone Penetoration Test)装置保有会社と連携し、今春に導入を予定、洋上での活用を開始する。

O&Mについては、秋田洋上風力発電(AOW)が商業運用している秋田港、能代港での水中部の点検業務を実施している。基礎部状況点検として、MBES/SSSによる海底洗掘や洗掘防止工をの状態を毎年調査、マリングロスはグリーンレーザ搭載ROVで確認し、必要に応じてCaviblasterによる除去を行っている。O&M事業への引き合いは増えており、同社は事業構成比を増やしたい意向だ。

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